＜アイドル誌チェック!!＞

「FINEBOYS」（日之出出版）12月号は、2年ぶりにKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が表紙を飾っています。中のページでは「ニット×アウター相性学！」というタイトルで、ファッショングラビアを披露。2年前よりもより男っぽく色気が増した印象を受けます。インタビューで顔の印象が変わったことを指摘されると、「女性が恋をすると美しくなるって言うけど、男も意識的なもので顔が変わるんですかね。ジャニーさんは10年後の顔が見えているらしいので、自分でもこれからが楽しみです（笑）」と、自分自身この2年間の手応えをしっかりと感じ、充実した日々を送っていることがうかがえるコメントをしています。

放送中の『J’sティーチャー藤ヶ谷太輔　極東ロシアを行く』（日本テレビ系）では、単身ロシアに渡り、日本食レストランでアルバイトした藤ヶ谷。マンガと辞書だけで日本語を勉強したロシア人と交流し、「そのとき思ったのは、何かをやりたいと思ったら時間がないとかお金がないって簡単に言ったらダメだということ。やりたいなら行動に移すべきだし、時間がないって言う時間があるならやったほうが早いですよね。24時間をどう使うかが積み重なって、一日になるわけですから」と力強い言葉。また、大好きなファッションに関しては、

「僕は“ダサい”とかよくわからない。流行はあると思うけど、その人の感性でアリならダサいって言わないと思います。僕も昔はファッション誌に載っていたままのスタイルを着ていたけど、無理に背伸びするんじゃなくて、自分が選ぶ服とどう一日過ごすかってことを考えたほうがおもしろい。シンプルでも安くてもいいから、自分の着たい服を着る。そういう男がオシャレなんじゃないですかね」

と藤ヶ谷流オシャレ論を展開しています。藤ヶ谷といえば、2012年のドラマ『PRICELESS～あるわけねぇだろ、んなもん！～』（フジテレビ系）で共演した先輩の木村拓哉に「僕は、木村さんのような自分を強く持ってる人になりたいです」とメールしたところ、木村から「お前は、もうすでに持ってんじゃねぇか」と返信が来たというエピソードがあります。今回のグラビアとインタビューは、藤ヶ谷がまさしく「自分を持っている男」として成長したと感じさせるものとなっています。

次にレギュラーものをチェックしていきましょう。まず、毎月モデルを務めているHey!Say!JUMPの中島裕翔。「乗り遅れるな！　チェスターコートの誘惑」と題し、今年注目されているチェスターコートのコーディネートを披露しています。リボンタイを合わせたイギリスの貴公子スタイルもイイのですが、見どころはなんといってものど仏＋鎖骨！　インナーに首もとが大きく開いたカットソーやVネックを合わせたスタイルは、セクシーな首元で女子を悩殺しようとしているに違いありません！　ファン垂涎の4ページとなっています。

KinKi Kids堂本剛がこだわりのあるショップを訪ねる連載ページ「気ままなオフ・スタイル　宇宙人に逢いたい」は、ステッキ専門店を訪問。ステッキというと高齢者が愛用しているイメージが強いのですが、剛は数年前に膝を痛めたこともあり前々から気になっていたアイテムなのだそう。今回の取材で、故郷である奈良の春日大社の鹿の角で作られたステッキを購入。奈良のものには「救われることがすごく多い」そうで、「部屋の中には地元で買った器や置物、それに茶葉とか、いろんなものが置いてあります。“故郷”を感じられる空間作りは昔からしていて、実際に音楽を作るときとか、何か創作をするときに非常に助かっています」とのこと 。

ステッキは当面部屋に飾っておくそうですが、ファッションにも取り入れたいそう。「軽い正装でも、カジュアルに外したスタイルにもハマりそう。小物として持つ人はなかなかいないと思うけど、それだけに使いこなせたら相当格好いい」と意気込みを見せます。ステッキを取り入れたファッション……一般的には難易度が高そうですが、いつも個性的な着こなしを見せる剛ならカッコよくキマるはず！　今回もチェックonチェックの絶妙なコーディネートを披露しているので、併せてチェックしてください。

今月、忘れてはいけないのが、手相占い芸人の島田秀平の連載ページ「語ってモテる都市伝説！」。今月のテーマは「だから関ジャニ∞はモテるんだ！」。関ジャニ∞のメンバーが共通して持っている「ユーモア線」「おしゃべり線」「エロ線」の3線を、島田は「関ジャニ3線」と呼び、おもしろくておしゃべり上手でかつ色気がある男はモテると断言。「『関ジャニ3線』がモテるのに最強の線ってワケ。ない人はペンで書いても効果あるから！」と解説しています。その関ジャニ∞メンバーの安田章大は、「ガッチャ」というサーフブランドの新作紹介ページのモデルとして登場しています。

ちなみに、島田によれば、関ジャニ∞と違って嵐はメンバー5人それぞれが別々の珍しい線を持っているそう。その線とは、「二重頭脳線」「二重感情線」「カリスマ線」「覇王線」「不思議ちゃん線」。誰がどの線を持っているか、わかりますか？（誌面にはメンバーの手相と性格の詳細が書かれています）。なんと「不思議ちゃん線」は具志堅用高やガッツ石松にもある「起爆剤的な」線なのだそうです。それを持っているメンバーといえばもちろん……？　今月はグラビアだけでなく、島田のコラムもお見逃しなく！