＜アイドル誌チェック!!＞

この1年でもっとも人気だったテレビ番組を読者アンケートで決定する「オリ★スタ テレビ大賞2013」など、年の瀬らしい企画が目白押しの「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）12月30日号。

表紙を飾っているのは、年明けの1月4日にオンエアされるスペシャルドラマ『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』（日本テレビ系）に出演するHey!Say!JUMPの山田涼介＆有岡大貴。インタビューでも“食の好みと身長が似ている”と答えた2人ですが、色違いのコーディネートで登場しているグラビアでの2人はまるで兄弟のようで、その表情からも仲良しぶりが伝わってきます。

マレーシアで行われたドラマのロケでは、2人が同じコテージに泊まったそうですが、夜中に現地に到着したため電気のスイッチの在り処がわからず、「元々仲はいいですけど、一緒にトイレの電気のスイッチを探したのは初めて」「あれがふたりの初の共同作業だったな！」と2人して爆笑。さらにコテージ周辺では現地特有のスコールの後にヒルやムカデが大量発生、さらにその虫を食べるサルの大群が頻繁に現れる……という恐怖体験もしたそうで、そんな珍道中エピソードを含めてドラマを見れば、よりいっそうスリリングな世界観が楽しめるのではないでしょうか。

注目の記者会見をピックアップしたページには、錦戸亮（関ジャニ∞）＆北川景子のW主演映画『抱きしめたい-真実の物語-』（2014年2月1日公開）の完成披露試写会の様子が掲載されています。予告編でメリーゴーランドに乗った2人のキスシーンがあるのですが、塩田明彦監督がテストをあまりせずにいきなりカメラを回すタイプだったそうで、「やりづらいですよ！」と苦情を言う錦戸に、監督は「キスしに行くっていうテーマがあるから、なんとしてでもやるじゃないですか」とどこ吹く風。

また、作品タイトルにちなんで“抱きしめたくなる瞬間”を質問された錦戸は、「犬飼ぉてるんですけど（中略）犬ってあったかいじゃないですか。だから寒いときは湯たんぽみたいに抱っこしてますね」と回答。さらに“キュンとなったのは？”と追求されると「キュン!?　こないだ実家に帰ったときに、ちょっと酔っ払って母親をハグしましたけど。そんな程度です」と答えています。どちらかというと、そこでキュンとなったのはアラサーの息子に抱きしめられたお母さんのほうだったのでは……？

今号にはKinKi Kidsが東京・COTTON CLUBで行ったニューアルバム「L album」の発売記念イベントのレポートと、2人がそろってアフレコに挑戦した映画『ラッシュ／プライドと友情』（2014年2月7日公開）の記者会見が取り上げられています。

イベントではわずか120人のファンを前に「まだ涙にならない悲しみが」など6曲をパフォーマンスした2人。会場はジャズやブルース専門のハコだけに、ステージもしっとりとしたものにするのかと思いきや、MC部分はKinKi節全開！　ライヴ冒頭でステージと客席が近すぎるという話題が出ると、堂本光一がすかさず「このへん（前列）の人、視線が股間ですもんね！」と下ネタを投下。光一は収録曲」「むくのはね」についてのMCでも「『むくのはげ』じゃなくて良かった！」「無垢なのにはげ！」と自らの薄毛疑惑（？）に言及するなど“舌好調”。堂本剛が「こんなMCするハズじゃなかったのに」と反省するも、光一が「またまた～」と股間ネタを引っ張るなど、エンドレスなMCに終始会場も盛り上がったそう。

映画の記者会見では、人生初のアフレコに挑戦した剛の苦労話がメインに。彼が演じるニキ・ラウダが妻と絡むシーンの収録に行ったところ、光一はもちろんほかの共演者も1人も来ておらず「『こらぁ～、待てぇ～☆』っていうシーンを、ひとりでこらえながらやってました」（剛）とのことで、初アフレコはちょっと寂しい想い出になってしまったそう。作品がF1をテーマにしたものなので、“これを機にふたりでF1鑑賞もありえそうですか？”という質問には、剛が「それはちょっとないですね（苦笑）」、光一も｢僕がF1を観るときは、パソコンをおいて、ライヴでラップタイムを見ながら鑑賞するタイプなので、誰かがいるとジャマです（笑）｣とそっけなく回答。映画では心の奥底で理解し合っているライバル同士を演じる2人ですが、実生活でも近いような遠いような、絶妙な距離感を保っているようです。