太一の適当さはもはや病気の域だからね

8月6日放送の『TOKIOカケル』（フジテレビ系）に、関ジャニ∞村上信五と丸山隆平が出演しました。冒頭、仲の良いTOKIOメンバーを尋ねられると「よく飲みの席でお会いするのは松岡（昌宏）くん」（丸山）、「僕は（国分）太一くん」（村上）と答えた2人。特に国分と村上は「よ～く遊んでましたよ」（国分）、「10代の時から唯一お世話になってる先輩。家にも泊まらせてもらったり」（村上）と関係の深さをうかがわせます。しかし、実は番組ではスタッフと村上・丸山で行われた打ち合わせを秘密裏に録音。そこで2人は国分への積もり積もった不満を爆発させていました。

最初こそ「TOKIOにクレームはありますか？」との質問に、「松兄とか長瀬（智也）くんとかなんにもないですよね」（村上）、「むしろ感謝というか」（丸山）とコメントしていた2人。が、「友逹になりたいTOKIOメンバーは？」と聞かれたことで本音をさらけ出します。丸山は「僕は太一さんかな」と意外な名前を挙げますが、「学生の頃って腕っ節のあるやつが仕切るじゃないですか。でも、実は裏で操ってるヤツがいる。そういうのが国分さん。国分さんについていけば間違いない」と国分の要領の良さを分かった上での選択。しかし実際は上下関係にあるため、丸山は「こんなことを『TOKIOカケル』さんで言って、太一さんがどういう目をしてるのかっていうのが怖い」「目が怖いですね。（顔は）笑ってるんですけど、（目は）笑ってないんですよ」と恐れも。

村上は、国分かと思いきや「松兄かな～。いっぱい遊べそうやから。いろんなとこで」と回答。国分については「いやや！」と即答し、「まぁまぁ、しゃあなしで松兄おらんかったら遊んだるわ」と見下すほど。国分がなぜここまで敬遠されてしまったのか、その理由が次第に明らかになります。

その付き合いの長さもあってか、国分には謝ってほしいことが「いっぱいある」と言い切る村上。昔ランニングに誘われた際には、ランニングシューズを持っていない村上に国分が「（靴）貸してやるよ！」となぜかローラーブレードを渡したとか。先輩・国分の提案を断れず、仕方なくサイズの大きいローラーブレードを履き、しかも砂利道を伴走した村上は、案の定靴ずれ。翌日血だらけで仕事をしたといいます。さらにそのランニングの帰りに寄ったコンビニでは、店員から「後輩の方ですか？」と村上について聞かれたのに、国分は「コイツのことは無視してください」とだけ言ってコンビニを出て行ったんだそう。ひたすら邪険に扱われた村上は当時「そういうイジリなのかな？」と自分を納得させていたようですが、「10年たって、やっぱコレちょっとおかしいんちゃうか!?」との疑念が沸いてきたそうです。

しかしながら村上が10年も抱えてきたこの一件を、なんと国分は「その行動すら1つも覚えてない！」と言い切るではありませんか。番組中、村上が国分を「総じて高田純次」と表した通り、その適当っぷりはよく報じられていますが、この件に関してはTOKIOメンバーも「すごいな」とドン引き。改めて山口達也が「そんな大きなエピソード覚えてないの？」と聞くも、「ひとっつも覚えてないですね！」と答え、さらに「そのローラーブレード渡すところとかは、自分にとっても賭けだったと思うんすよ」と覚えてもいないことを適当に回想し始めたのです。

国分は、村上がローラーブレードをなんのツッコみもなく真面目に履いたことに対し「『そのまんまで行くんだな』って、オレも驚いた」などと言い逃れ、村上が「覚えていない」という事実に謝罪を求めても、「覚えてなかったけども、そういう思い出を今（ネタとして）しゃべれるんだったらそれでいいと思いますよ。それなのに一方的に『謝れ謝れ』みたいな感じで言ってきて！」と逆ギレ。また丸山も、国分がここ2～3年に渡り「オレさ、この間かわいい子に会ってさ」と丸山の妹の写真を見せびらかし、絡んでくると告白。国分はその写真をTOKIOメンバーやほかのジャニーズタレントにも見せて回っているようで、しかしそれについても「結局さぁ、ひと笑いになるわけじゃないですか。オレはお前の噛ませ犬じゃねーんだよ！」と、自分の蒔いた種にもかかわらずやっぱり逆ギレ。もちろん謝罪の言葉はありませんでした。

そんな国分に対し下克上を目論む後輩が現れるのは、当たり前といえば当たり前。録音された打ち合わせのなかで村上は、料理、スポーツ、散歩に情報番組とあらゆるジャンルでメインを務める国分について「いつ仕事をお辞めになられるんですか？　もう十分ちゃいます？」「畑いじってご隠居されたらいいのに！」と本音をぶちまけていました。村上は今年2月に出演したラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）でも、「国分太一のポジションがほしい」と宣戦布告。良くも悪くも国分の背中を見てきた彼が、今後国分をどう越えていくのか？　ファンならずとも注目です！