「ちょいちょいちょ～～い！　みんな仲良く～～～！」

先日実施した読者アンケート「ジャニ友と気まずくなる瞬間はどんな時？」（12月11日～18日）。せっかく同じ趣味を持った友人ができたなら仲良くしたいという気持ちはあるものの、ふとした瞬間で気まずくなるという経験を持った人は少なくないよう。具体的にはどんな時に、相手にゲンナリしてしまうのか。早速結果を見てみましょう。

■第4位「チケット代の未払い、DVDの借りパクといった金銭的トラブル」

第4位は金銭トラブル。特にジャニーズの場合、チケット申し込み時に入金する「前払い制」という特殊な事情のために、コメント欄には「立替えたチケットを無断で他人に譲る行為」といったような経験も報告されました。「チケットの手数料は、何百円という世界ながらも、相手の金銭感覚がわかる踏み絵みたいなもの」「チケットが余ったので声を掛け一緒に楽しんだけど、一向に払う気がないようで……。はじめに○○円だけどって金額を伝えておけば良かったと後悔しました」というように、細かいところまで確認しておかないと、トラブルになることも。

チケット代以外でも「遠征時に『あなたがチケット代担当で、私はホテル代担当ね！』って言われてまぁ金額的にトントンになるしいいかと思ったらまさかの、ホテル代は自分の分しか出さなかったヲタ友とはすぐ縁を切りました」「学生の頃、まだお金がなかったので友だちと一緒にドル誌を買ったんだけど、友だちが好きなアイドルと私の好きなアイドルが裏表のページはもれなく友だちが持って行ってイライラしてた」という意見もあり、金銭感覚や思いやりが友人を失うきっかけになってしまうことが明るみに。

■第3位「遠征手配係・DVD焼き増し係など、一方的に強いられる負担」

長続きする友情のベースにあるのは、対等な関係。ところが互いの性格によっては、どちらかがリーダーシップを取らざるを得ない場合も。そんな時にいびつになりがちなのは、“負担”のあり方。

「『相方だよね！』って言われずっと一緒に行動してたヲタ友。でも遠征手配はもちろんチケット管理はすべて私。 ある時、家庭の事情でとある地方に遠征できないと伝えたところ『じゃあどうやって行けばいいの！』とヒステリックにキレてきました。それ以来、その子とはなんとなく疎遠に」「友だちが嵐ファンで、私は関ジャニ∞ファン。嵐の方が圧倒的に出演番組が多くて、録画してもHDの要領が足りないからといって勝手に録画係にされる。DVD代もバカにならない！」と、頼られることが前提になると「負担」が大きくなり、爆発してしまうことも。相手になにかを頼む場合は代わりに自分のできることを引き受けたり、相手に面倒なお願いをされた時には簡単に引き受けないなど、「負担」をつくらないように心がけてみては？

■第2位「急いでいるのに返事をくれない・ドタキャンなど、時間に対する価値観の違い」

人間関係のトラブルになりやすいものが「時間に対する価値観の違い」。特にジャニーズの場合は、情報解禁からチケット申し込みまでの期間が短いケースや、遠征時は早めにホテルや飛行機などを予約しないと満室・満席になってしまうことも。

「カウコンの申し込みをしたいのに、友だちがファミクラ（編注：ジャニーズのファンクラブ「ジャニーズファミリークラブ」のこと）の会員番号を教えてくれるのがすっごい遅くて、申し込めなかった」「相方が悩んでると 電車、ホテルなどもろもろ手配に影響する」といった声のほか、「待ち合わせの時間にいつも遅れる」「ライブ当日、待ち合わせ時間を決めましたが、相手が遅れ、先に向かうことに……」と、大混雑のライブ当日の遅刻に困惑する人も。中には、「チケット代を立て替えて申込みしたところ、当落後に自分が推しているJr.がバックにつかないことが判明しドタキャンされた」「自分に都合が悪い内容だと返事をしない、 チケットを譲ってほしいと言ったくせにドタキャンする、そのくせ、いつも人が当たったチケットをいつも譲ってもらって当然だと思っていて、人を利用することしか考えていない」といった深刻なケースも。ドタキャンをなるべく回避し、もしどうしてもドタキャンせざるを得ない場合は、誠実に謝ることが友情を長続きさせる秘訣のようです。

■第1位「自分もしくは相手がジャニーズへの愛情が減った／他のグループが好きになったといった温度差」

第1位はジャニーズへの「温度差」。「だんだん冷めてくるならイイけど、そもそもそんな好きじゃ無かったでしょ！　っていう人がいた」「他のグループを好きになって温度差を感じると、仲間という認識がなくなる。他のグループにお金を使って、今まで一緒に応援していたグループにはケチになる」という相手側の気持ちの変化についていけない人もいれば、「担落ちしたけれど、申し訳なくて言えない」という人も。

「好きなグループの派閥が違うことで、利害が一致しない」「Jr.担なので、デビュー組担とはいろんなとこで温度差や格差を感じる。雑誌ひとつ買うにしても。 担降りという概念が私にはないけど、デビュー組からJr.担になると余計に感じるかも」とジャニーズ特有の文化ゆえに気まずくなる人も多いようです。

せっかく出来たジャニ友ですから、その関係に甘えることなく相手を尊重し敬意を持って接することが友情を長続きさせる秘訣。LINEやメールで互いの好きなアイドルの写真を送り合ったり、「アイドル好き女子の日常」といったジャニーズ好きならではのLINEスタンプを送り合ったり、小まめなコミュニケーションで関係を築き、信頼を積み重ねることが大切なようです。