平時からドガ顔なキタミツさん、「言ってやるぞ」感をもうちょっと押さえて！

＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
北山宏光（Kis-My-Ft2）

「事務所内部から丸裸にしちゃいます」

1月14日深夜放送の『ナカイの窓』（日本テレビ系）は、放送100回突破記念ということで、MCであるSMAP中居正広をよく知る人物が集結した。ゲストMCにロンドンブーツ1号2号・田村淳を迎え、ゲストには中居と20代の“バリバリだった頃”に一緒に遊んでいた出川哲朗、中居の中学時代からの後輩・RIP SLYMEのSU、デビュー当時を含め10代の頃の中居を知る島崎和歌子、『笑っていいとも！』（フジテレビ系）で共演していたハライチ・澤部佑、中居の兄との食事をしたことのある柳沢慎吾が名を連ねる。そこに、ジャニーズ事務所を代表する形で投入されたのが、Kis-My-Ft2北山宏光だ。

この6人を前に、「どのくらい暴かれちゃう？　オレ、今日スッゲー嫌だからね」とさすがの中居も牽制モード。中居は「北山、オレのこと知らないべ？」と予防線まで張るが、「事務所内部から丸裸にしちゃいます」という北山の気合の入った返答を全部聞かずして、「お前、余計なこと言ったらぶっ飛ばすからな！」と先輩風を吹かせて威嚇した。

寮のあった原宿から、雪だるまの絵柄が描かれたちゃんちゃんこを着てママチャリで移動していたことを島崎に暴露されると、ゲストからは「だっせー」の声が飛ぶ。さらに出川からは、中居が以前住んでいたワンルームがゴミ屋敷だったことまで明かされた。ここまでは「そんな生活してても、ここまで来れるから」と余裕で一蹴してみせる中居。

流れが変わったのは、澤部が“中居は一度下げてから上げる”という深イイ話をし始めたところから。北山は、トーク番組の立ち位置を熟考する姿や台本への書き込みなど、中居の努力を一つひとつが明らかにしていく。それは、中居が長年かけて考えてきた戦術でもあり、中居の司会業の隠し玉だったのだ。北山が話す度に、笑ってはいるものの目が笑わない不快な表情を見せている中居。北山はそれに気付かず、この類の話を続けるもんだから、「その戦術、オレ言うわけねじゃねーか!! 誰にも知られたくねーわ」と明らかにマジモードで切れかける。見かねた出川は「この暴露がリアルに一番嫌だと思う」とフォローを入れるくらいだ。

当の北山は、中居のリスペクト部分を明らかにしているだけで悪気はないかのように語ってきたが、番組名物の“専門家による心理分析”で“中居くんを嫌いな人”として北山があぶりだされた。その際“実は中居をライバル視していて、自分中心”であることを指摘された。中居があれだけ不快感を露わにしているのに、話題を変えてもなお中居が触れてほしくない話に踏み込み続けた事実は、心理分析の結果もまんざら間違いではないような気がする。「事務所内部から丸裸にしちゃいます」とイキがった北山が、この日一番“丸裸にされちゃった”格好だ。