ヨコ、もっとレアなジャニーさん伝説をくれよ！

2月8日に放送された『中山秀征＆関ジャニ∞横山裕　一流がスゴイと認めた！超スゴイ人の秘密SP』（日本テレビ系）。最高齢でエベレスト登頂を成し遂げた登山家・三浦雄一郎や、MLB・ボストン・レッドソックスで活躍する上原浩治投手、ブライダルファッションデザイナー・桂由美ら、さまざまな分野で活躍する一流の人が“スゴイ”と認める人を紹介するこの番組で、横山はジャニー喜多川社長のスゴさを語りました。

「ジャニーさんをすーごい尊敬してます」と話す横山が、そのスゴさを実感したのは関ジャニ∞が初めて東京でライブをした時のこと。ライブがまったく盛り上がらず「これヤバイな」とメンバーが肩を落としているところへジャニー社長が現れ、「なに落ち込んでんだよ。大丈夫だよ！　曲順をさ、ちょっとテレコにし（入れ替え）なよ。絶対盛り上がるから！」とサラッとアドバイス。そこで早速同日夕方の公演から曲順を入れ替えたところ、「ものすっごい盛り上がって。『やっぱこの人スゴイ！』と思って」と、横山は当時を振り返り興奮気味。ファンを喜ばせるツボを心得ているジャニー社長……さすがとしか言いようがありません。

また横山が「ジャニーさんにはファミレスばっかり連れて行ってもらってましたね。『ここなんでも食べれるよ〜』っつって」と話すと、司会の中山や小島慶子も驚きの表情。中山が「（ジャニーさんなら）高級店に毎日3食行ったっていいくらい」と世間のイメージを代弁するも、「ジャニーさんはホンマに高級店とかまったく行かないですね。時間かかるじゃないですか。せっかちなんですよジャニーさん」とのこと。ゆったり優雅に料理が運ばれてくる高級店は、ジャニー社長にとっては苦行でしかないようです。

またジャニー社長はペースを乱されるのも嫌うよう。横山はジャニー社長の“せっかち”エピソードとして、TOKIOとの会議中に携帯電話が鳴った時のの話を始めます。いわく、ジャニー社長は電話を取るなり「なにもう！　会議中だから後にして！」と怒ってすぐに電話を切ったそうですが、その後TOKIOを前に「もしもし！」と両手で思いっきり机を叩いたとか。これには中山と小島も爆笑していました。

その後、横山が「ウソみたいな話していいですか？」と切り出し、自身の芸名秘話を明かす場面も。ジャニー社長がジャニーズタレントたちを「YOU」と呼ぶのは有名な話ですが、横山は「僕、横山裕（ゆう）なんですよ。本名は横山候隆（きみたか）なんですよ」と自身の名前に触れ、そのいきさつについて「社長が、“候隆”って漢字読まれへんから芸名付けようって言ってくれて、で、はじめ『剛（ごう）』『健』とか候補があったんですよ。でも『剛』『健』ってV6なんですよ！　で、フタ開けたら『裕』だったんですよ」と告白。周囲は「ジャニーさんの口グセやから『裕（YOU）』になったんちゃう？　ええやん！」と沸いたそうですが、ジャニー社長は横山を一切「YOU」と呼ばず、「ヨコ」と呼ぶんだとか。横山は「良くできた話でしょ？」と笑っていましたが、ジャニー社長は機嫌が悪い時には横山を「白いの」と呼ぶとのウワサも。ジャニー社長の天然エピソードは留まるところを知りません。

また、世界的マジシャンのセロが“超スゴイ人”として伝説のマジシャン、デビッド・カッパーフィールドを挙げたことから、「（ジャニーズの）合宿所にカッパーフィールドのビデオが置いてあった」「ジャニーさんがカッパーフィールドが好きで、僕もその影響で見てたんですよ」と語り始めた横山。大掛かりなイリュージョンのみならず、ストーリー性のあるマジックで人びとに感動を与えてきたカッパーフィールドですが、その代表作「FLY」にはフライングのシーンも。その映像を見た横山は「ジャニーズもあの飛び方を学ぶんですよ。足をきれいにしろって。ハーネスを付けて」「ジャニーさんもショービジネスにマジックを取り入れたりしてますから」とコメント。セロはカッパーフィールドについて「マジックには必ずトリックがあります。でもストーリーを作り込むことで、世界の人たちに夢と感動を与えてくれましたね」と語っていましたが、その世界観は、ジャニーズが作り出すエンターテイメントの原点のひとつと言えそうです。