芸歴28年のピース姿を見よ！

5月3日深夜放送の『魁！音楽の時間』（フジテレビ系）にV6が出演。5月8日発売の20周年アニバーサリーシングル「Timeless」を披露したほか、デビュー秘話を語りました。

MCの西内まりやから「初めて買ったCD」を尋ねられると、井ノ原快彦はレコードとして「（アニメ）ガンダムの『哀戦士』っていう曲」、岡田准一は「記憶が定かでない」と言いながら「JIGGER’S SONか、ユニコーンの『大迷惑』のどっちか」と答えます。岡田が『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』（日本テレビ系）内のコーナー「ジャニーズ予備校」に合格し、ジャニーズ事務所に入ったのはファンの間では有名な話ですが、番組中にも「KinKi Kidsと（森田）剛くん（三宅）健くんとかが審査員で、選ばれて一緒のグループになって」（岡田）と特殊ないきさつを明かしていました。

今ではすっかり貫禄が増した彼も、当時は初々しい15歳。後列に座っていた井ノ原が「ほっぺが真っ赤っかでなぁ～かわいかったよなぁ～！」と懐かしむと、メンバー一同「かわいかった！」と同意。岡田は恥ずかしくなったのか「僕が入った時に長野くん芸歴10何年」と長野博をいじり始めます。実際、長野は少年隊がレコード大賞最優秀新人賞を受賞した1986年にジャニーズ事務所入り。レコード大賞授賞式では少年隊のバックダンサーを務めていたそうで、芸歴はすでに「28年」とのこと。岡田は「“ひとりベテラン”ですよねぇ！」と表していましたが、長野の同期は元光GENJIの佐藤アツヒロなんですから驚きですよね。

また番組中には、歌手の森山直太朗主宰のコーナー「怖いもの・嫌いなものを語る会」のコーナーが。そこからメンバーもそれぞれの嫌いなものを語ることになり、「僕、MRIダメですね」と話し始めたのが三宅。「僕、閉所（恐怖症）なんですよ多分。『こっから二度と出られないんじゃないか』と思うわけ。目をつぶって野原を想像してタイムスリップしようとするんだけど、全然ダメです」と繊細な一面を見せます。そんな三宅に対し、MCの西内が「私、MRIで寝ました」と話すと、歯に衣着せぬ発言でおなじみの三宅はすかさず「あそう。無神経なんじゃない？」と西内を一蹴。若者から絶大な人気を誇る西内にこう言ってしまえるジャニーズアイドルは、三宅以外にいないかもしれません。

また森田はというと、「カエルかなぁ」とのこと。「よく踏んづけちゃう。家の前で。いっぱいいるの」との発言には、メンバーも驚きの表情。「だって道はアスファルトなわけでしょ？」（三宅）、「（近くに）池みたいなのがあるの？」（岡田）とそれぞれがツッコむも、森田いわく「ないよ。コンクリートジャングルだよ！」とのこと。しかしどうやら近所に公園があり、自然の多い場所に住んでいることが理由のようです。

またこの日一番の見どころになったのが、約20年封印されていた幻のV6ポーズを披露する場面でした。95年、「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとしてデビューしたV6。

「バレーボールの練習、超したよね！　先生とかに超キレられて」（井ノ原）
「デビュー前、踊りよりバレーボールやってた」（長野）
「ここら辺（手首）みんな青あざ出来てさぁ」（三宅）
「合宿所でも寝る前にやってたね」（坂本）
「『お前なんであの時跳ばなかったんだ』みたいな」（岡田）

と、当時の苦労話に花を咲かせた後、デビュー会見の話に。それは六本木のクラブ「ベルファーレ」で行われたわけですが、そこで「最後締まらないから、V6ポーズ決めようか」とフジテレビのスタッフから提案されたのが「オレたち～、V6！」の掛け声と共に顔の前でピースサインを振り下ろすという謎のポーズ。約20年ぶりに披露されたこのポーズを見たインターネット上のファンは、「かわいすぎる！」と歓喜。その場面を写した画像が多く出回りました。

さて今年デビュー20周年を迎えたV6ですが、5月2日、ツイッター上に「V6がスーパーにバーベキューの食材を買いに来ている」との目撃情報が流れ、ファンが「『学校へ行こう』復活か!?」と大盛り上がりを見せていました。メモリアルイヤーは、ファンの期待もいつも以上に高まるもの。彼らがどこまでその期待に応えてくれるのか楽しみですね。