対談中、「オレら仲良くない」という結論に達したのが興味深かった！

＜アイドル誌チェック!!＞

8月18日から初の海外公演として上演される『滝沢歌舞伎10th Anniversaryシンガポール公演』。発売中の「ポポロ」2015年9月号（麻布台出版社）では、6年振りに同舞台で共演するKis-My-Ft2北山宏光とA.B.C-Z河合郁人が座長・滝沢秀明への愛を熱弁しています。

2人が滝沢との関係を深めたのは、2006年に始まった舞台『滝沢演舞城』（『滝沢歌舞』の前身）がきっかけでした。北山は以前『ザ少年倶楽部』（BSプレミアム）で、滝沢について「一番最初に大役を与えてくれたというか、自分を表現する場所を与えてくれたのが滝沢くんだったんですね。それがないと今の僕はいないと思いますし、もしかしたらKis-My-Ft2自体もなかったかもしれないし、CDデビューもできなかったんじゃないかな」とまで語っており、以来、それぞれが「タッキーは社長気質の人だし、ああいう人が組織にひとりは必要だね。でも、なろうと思っても簡単になれる存在じゃないよ」（河合）、「タッキーはさ、もう仏だね（笑）。神棚に祀ってある感じの存在だから（笑）」（北山）と、滝沢を慕い続けています。

しかし後輩からここまで慕われるのは、滝沢が単に温厚だからというわけではありません。河合はJr.時代、「舞台で有岡（大貴）とふざけてたら怒られた」ことがあり、「楽屋で『誰の舞台だと思ってるんだ？』って聞かれたから、『タッキーの舞台です』って答えたら、『違うだろ！　これはみんなの舞台なんだ』って」と叱責。河合があらためて「あれは心に響いたよ」と振り返ると、北山も「なかなか言えないよね。本当にみんなのことをよく見てるし、思ってくれてる」と共感。ただ優しいだけでなく、時に厳しく叱ってもくれるからこそ滝沢を敬愛してやまないようです。

こうして対談中には、2人の滝沢愛が爆発。北山が「『滝沢演舞城』の初演のころは、ホントによくいっしょに遊んでたな。内容はヒミツだけど」と言ったのをきっかけに自慢合戦が始まり、河合も負けじと「俺も何年か前に、『これから富士山行こう！』って誘われた」と応戦。結局富士登山は準備不足のため頓挫したそうですが、北山も「この間、タッキーに『運動してる？』って言われて、公園を薮（宏太）と3人で走ってきた」「タッキーとバーベキューにも行った」と一歩も引かず。するとついにあきらめたのか「タッキーをどっちのほうが愛してるかっていえば、北山かも」と言い出す河合。北山優勢かと思わせますが、「俺は愛されてる側だからね」「だって、俺と会話してるときのリラックスした表情。あれは北山には引き出せないね」と、河合に折れる気配はなし。北山も「ふざけんな！」「俺がタッキーとの『仲よし感』を出したから、その逆襲かよ！」と言い返し、両者一歩も譲らぬ戦いとなりました。

6月13日放送のラジオ『タッキーの滝沢電波城』（ニッポン放送）に出演した際も、「（仲の良い先輩は）今はもう滝沢くんしかいない」と熱烈アピールを繰り広げていた河合。しかし滝沢が「いつも北山とご飯行くと、必ず河合さんと、たまに（ジャニーズJr.）深澤（辰哉）がいる」とライバル北山の名を出したため、河合は「北山いらなくないっすか？」「北山のこと好きなんすか??」と嫉妬心を剥き出しにしていました。しかしながら河合は5月9日付け「日刊スポーツ」で、「タッキーはA.B.C-Zやキスマイにとって、お父さんみたいなところがあるので、こんなに成長したよ、というのを見せたくなるんです」と語っていましたから、北山と河合の関係は、大好きな父親を取り合う兄弟のようなものなのかもしれませんね。

さて「月刊テレビガイド」9月号（東京ニュース通信社）では、「シンガポールでは3人ずっと一緒にいると思う。レストランのリサーチも全部してあるから、連れて行きたいと思ってるよ」とまさに“お父さん”のように語っていた滝沢。と同時に、初演から何度も舞台を共にしてきた2人に対し、「シンガポールで、一緒にジャニーズを見せつけましょう」との力強い発言も。世界のエンターテインメントが集結する街で、是非ともジャニーズの実力を見せつけてほしいものですね！