「重機LOVE！」

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■ 今回の発言者
城島茂（TOKIO）

「そこに重機があるから」

10月9日放送の特番『最強重機王決定戦！トップオブガテンアスリート』（テレビ東京系）で司会を務めた城島茂。オファーされた際には、「天職だ！」と思うほど喜んだという。

そもそもなぜ、ジャニーズのアイドルが“重機”番組の司会に抜てきされたのか。実は城島、重機操作資格を保持した“重機歴18年”の筋金入りの重機アイドルなのである。『ザ！鉄腕！DASH!!』（日本テレビ系）の企画で重機操作資格を取得したことをきっかけに、重機に魅了されていったという城島。『最強重機王決定戦！』のプロデューサーは、「この人しかいない」と企画段階から城島を本命視していて、さらに「（城島の）重機知識には本当に驚くばかりです！」と太鼓判を押すほどだった。

番組企画をきっかけに重機と出会った城島だが、単に重機が好きというだけでなく、「建築現場は遊びじゃない。真剣勝負の場所」「アイドルがただ資格を取った、という感覚ではダメ」と本気で向き合う。建設現場で重機やオペレーター（重機を操作する人）を目にすると、“熱いもの”を感じてしまうそうで、「女性がファッションショーを見て魅了されるのと同じで、建設現場に重機が並んでいる姿を見ると、まるで“ランウェイ”のようで興奮する」のだとか。さらに、重機が目に入ると、ロケに向かう途中でも寄ってもらうことがあるほどだと自ら明かしていた。

「TV navi SMILE vol.18」（産経新聞出版）の取材では、城島らしい重機への思いが飛び出している。インタビューの中で、「なぜ、（TOKIOが）男性にウケるようになってきたのか」と、問われたTOKIOのメンバー。松岡昌宏は「きっかけがあるとしたら、間違いなく“ザ！鉄腕！ダッシュ!!”でしょ」と振り返り、続けて「“ダッシュ”でやってることがお茶の間で面白がってもらえて、今や城島なんて重機番組の司会ですよ！」「ガテンのリーダーですよ」と城島を持ち上げた。これに対して城島は、「いやー、この仕事は嬉しかった。ワクワクしました」とオファー時の心境を語り、国分太一の「なんでワクワクしたの？」という問いかけに対して、「そこに重機があるから」と発言。メンバーの爆笑を誘った。

実際の番組でも、終始真剣な面持ちで重機のプロたちの挑戦を見守っていた。挑戦者たちの“神技”にテンションが上がった城島は、「（成功させて「やべぇ」を連発する挑戦者に）やべぇのアンタだよ！」「（重機で積み上げた）ジェンガは揺れても、郡山（挑戦者）の心は揺れない」と城島らしいダジャレを交えつつ、興奮する一幕も。

番組のエンドロールでは、城島が参加者が挑んだコースにトライするも、あまりの難易度に「難しい」を連発。苦戦する様子が映し出されていた。芸能界屈指の“重機愛”を持つ男・城島茂。今回の挑戦を受けて、より一層、重機への思いが強くなったことは間違いないだろう。