伊達に二の腕を見せてるわけじゃない！

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
山口達也（TOKIO）

「木もびっくりしてる。急に曲げられちゃったから」

　まるで“木”の専門家のような発言をしたのは、TOKIO山口達也。そんな彼が、2月7日放送の『ザ！鉄腕！DASH!!』（日本テレビ系）で、生き生きとした姿を見せた。というのも、彼はこの番組での村づくりや無人島開拓といった企画を通して、“棟梁”と呼ばれるほどのモノづくりスキルを身につけたのだが、今回の放送ではそれを発揮する機会を得たからだ。

　今回の企画は、北海道小樽市のアピールのために、街が誇る坂をソリで下るというもの。かなり昔からソリが小樽市民の生活に根付いてきたという歴史を知った城島茂と山口は、ソリを造ることも決意。生活必需品だった小樽のソリは、強度の問題から、進行方向部分は木材を曲げて造るという特徴がある。しかしその木製ソリを造ることができる職人はもういない。そのため、有国家資格の家具職人3人を抱える、木製家具の工場に作成を依頼することに。

　木材加工のエキスパートに、木材を曲げる仕組みを見せてもらう城島と山口。木を水に浸けた後、蒸す工程へ。蒸して柔らかくなったところを曲げる工法は時間との勝負のため、山口が「仕事が早い！」と連呼するほど、職人は必死に作業を行う。そんな中、ナレーションで「棟梁・達也、見た瞬間にその仕組みがすぐにわかった」とのコメントが入るように、山口は具体的な説明も受けないまま、その作業をフォローしていた。さらには、「木もびっくりしてる。急に曲げられちゃったから」と、木を知り尽くした者の風格まで醸していた。2時間後に、“曲げ”の作業が完了すると、「本当に反り（ソリ）」と城島のダジャレまで飛び出し、満足気な2人。

　さらに、ミリ単位の作業に取り掛かると、山口はいてもたってもいられなくなったのか、再度自らどんどん手を出していく。「達也さん慣れてますね。人手が無くなったら、ぜひお願いします」と有資格者者に誘われるほどの腕を見せつけた山口。“見学”の身分で、具体的な説明もされていないのに、作業に参加してきた山口にこそ、木も従業員もびっくりしたのでは？