風間演じる坂本は、儲け主義に走らずに融資先の将来を親身になって考える熱血銀行マンとして描かれている。宮沢からランニングシューズの開発を始めたいとの知らせを受けると、ランニングインストラクターとしても活動するスポーツショップ店長・有村(光石研)を紹介する。有村は宮沢に「ミッドフット着地」というケガをしにくい走り方があることをレクチャーしてくれるとともに、その走法の習得には足袋が適しているとの助言をくれる。それを聞いてますますシューズ作りへの意欲を燃やす宮沢。こうして見ると、ランニングシューズ開発の立役者は、実は坂本にほかならないといえるだろう。
だが、そんな坂本の熱い思いは銀行内部でつぶされてしまう。銀行の利益ばかりを考える支店長は、こはぜ屋の新規事業への融資を却下し、再検討してほしいと必死に食い下がる坂本を左遷させる。引き継ぎと称してこはぜ屋を訪ねた坂本の上司に対し、宮沢は「私は坂本さんを同志だと思っています。その同志をバカにするのはやめていただきたい!」と吠える。同席していた坂本もこれには感情が高ぶるのを抑えられず、顔をゆがめて必死に涙をこらえた。宮沢によると、坂本はこはぜ屋の新製品が出るたびに実際に足を通し、感想やアドバイスをしてくれたという。
振り返ってみると、坂本は宮沢に新規事業の検討を勧めた時にすでになぜか目の周りを赤くし、少々涙目になっていた。その時は「なぜだろう」と不思議に思う視聴者も多かったようだが、第1話の最後まで見るとその答えがわかる。自分が親身になって担当してきたこはぜ屋に倒産してほしくない、むしろ業績を上向かせたいとの真剣な思いが常に心の中にあったからこそ、「なんとかわかってほしい」という熱い感情の高ぶりが表情に現れていたのだろう。
風間のこうした熱い演技は視聴者から大きな反響を集めており、「登場人物の中で一番良かった」「声も演技も素晴らしい」など、風間のファンのみならずドラマファンからも絶賛の声が相次いでいる。風間が悪役を演じることもしばしばあることから、中には「悪い銀行マン役かと思ったらいい人で良かった」との声もあった。
風間はドラマ公式サイトにおいて、「台本を読んでみて、登場人物それぞれが奮闘しながら立ち向かっていくんだろうなという熱い日々のスタートを感じました。一人一人が命がけで自分の仕事に立ち向かっているので、僕もこのドラマを本当に命がけでいきたいなと思います」と決意を語っている。左遷された坂本が今後どのようにこはぜ屋とかかわりを持ち、ランニングシューズ作りをサポートしていくのかに注目が集まる。
その他 その他ジャニーズ 関連記事
- タキツバ、嵐、関ジャニ∞、山下、生田……Jr.黄金期メンバーの写真集『ジャニーズ黄金世代』をチラ見せ
2018年11月17日 - ジャニーズJr.出演・屋良朝幸振り付けの「ハイティーン・ブギ」の圧巻の群舞に、ファンも大感動!
2018年6月4日 - 相葉雅紀の親友・風間俊介の「次は“チーム相葉大好き”で来たい」発言で、ファンのメンバー予想が白熱
2018年6月2日 - 中居正広の“姪っ子”が、突然のTV出演!? 「本当に姪っ子ちゃん!?」「仲良さそう!」とファン騒然
2018年5月23日 - 生田斗真、“熱血”すぎてふぉ~ゆ~から苦情!? 愛の重さで「ガチガチに緊張する」!
2018年5月23日
その他ジャニーズの関連商品
-
ジャニーズ黄金世代~あのころをともに過ごしたメンバーたちのメモリアル|ジャニーズ研究会|本
2018/11/12発売
-
J-GENERATION2018年12月号 |ジャニーズ研究会|本
2018/10/23発売
-
J-GENERATION 2018年8月号|ジャニーズ研究会|本
2018/06/23発売
-
J-GENERATION 2018年7月号|ジャニーズ研究会|本
2018/05/23発売
コメントを書く 投稿の利用規約