そして1999年、嵐デビューの年に東京進出した渋谷、村上、横山の「二宮・相葉家に入り浸り事件」。東京でのレギュラー番組があったとはいえ、まだまだ仕事が少なかった彼らは二宮和也と相葉雅紀の実家に泊まり宿泊代を浮かせ、さらにジャニーズ事務所から支給された新幹線のチケットを金券ショップで売っていたという、涙ぐましいエピソードが披露された。二宮と相葉は、当時嫌な顔ひとつせず、横山や村上を泊めてくれていたという。

　しかし、2001年に東京でのレギュラー番組が終了し、“開店休業状態”となった3人。そんな中、横山は「暇なため朝からパチンコ通いした」というアイドルらしからぬエピソードが。渋谷からも、「当時（タッキー＆翼）滝沢秀明の家で半同棲状態だった」というエピソードが明らかにされ、これには櫻井も「ちょっと意外！」驚きの声を上げていた。

　渋谷と滝沢といえば、「東のタッキー、西のすばる」と呼ばれ、Jr.時代絶大な人気を誇っていた。そんな2人の半同棲生活とは驚きだが、当時滝沢の家の近くに住んでいた渋谷が、滝沢の家で何をするワケでもなく、ボーッと過ごしていたという。趣味の映像編集のため部屋で作業する滝沢の邪魔にならないようにしていたのが理由だとか。番組が滝沢にインタビューしたところ、「（渋谷が）カタツムリのように静かだったのでそっとしておきました。今度『夜会』のロケで飲みながら、当時の暴露話でもしましょう！」というコメントを寄せていた。お互いが気を遣いあっていたと判明しただけに、ぜひ、渋谷と滝沢の腹を割って話せる場を夜会で実現してほしいものだ。

　他にも、“ネットカフェ難民状態”だった村上の苦労話や、櫻井が15年前に村上宅へ泊まった際、夜通しお笑い芸人・ナイティナイン矢部浩之のビデオを鑑賞したというエピソードが飛び出すなど、話題が尽きない放送となった。

　今回の放送にファンは「3人最高だった！　めっちゃ面白かった！」「昔の映像まで出してくれて『夜会』のスタッフさん、ありがとう！」「関ジャニ∞の年上組の空気感が愛おしかった！」「嵐と関ジャニの仲の良さを再確認できた！」と喜んでおり、“関ジャニ∞＆嵐祭り”となった『夜会』を、関ジャニ∞ファン、嵐ファン両者とも楽しめたようだ。