人気アニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)の実写映画第2弾が、2026年新春に公開されることが明らかになった。22年公開の実写版第1弾では9人組グループ・Snow Manが主演を務めたが、新作の主演はAぇ! groupメンバー5人と、関西ジュニア・西村拓哉にバトンタッチするという。キャスト変更に伴い、アニメファンやSnow Manファンらはそれぞれ受け止め方が異なるようだ。
■Snow Man主演の実写版『おそ松さん』、興収16.7億円の大ヒットの過去
漫画家・赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』(小学館)に登場する松野家の6つ子が成長した様子を描いたアニメ『おそ松さん』は、15年10月に放送がスタート。「20歳を過ぎてもクズでニートで童貞」ながらどこか憎めない6つ子の日常を、下ネタやブラックジョークを交えてアニメ化し、16年には舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』が上演されるなど、社会現象を巻き起こした。
その後、アニメは第2期(17年10月~18年3月)、第3期(20年10月~21年3月)まで制作され、今年7月8日深夜より第4期が初回放送を迎える。
一方、Snow Man主演の実写版第1弾は向井康二(長男・おそ松)、岩本照(次男・カラ松)、目黒蓮(三男・チョロ松)、深澤辰哉(四男・一松)、佐久間大介(五男・十四松)、ラウール(末っ子・トド松)が6つ子役を好演。残るメンバー3人は映画オリジナルキャラクターのエンド(渡辺翔太)、クローズ(阿部亮平)、ピリオド(宮舘涼太)に配役されていた。
「Snow Manによる実写映画化は21年8月に発表され、当時はアニメファンから『生半可な気持ちでやられたら困る。下ネタを言ったり、あのクオリティをアイドルが再現できるの?』『アイドルに下ネタを言わせていいの?』と、アニメファンから否定的な反応が多く見受けられました。3人のオリジナルキャラクターを作った点についても、『映画オリジナルのキャラはいらない』と愚痴が漏れていたんです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
そして、公開後は「アニメ版のファンだけど、正直に言ってこの実写版は無理があった」「Snow Manファンのための映画だと思った」と手厳しい感想が上がったものの、「想像していたよりも面白かった」「実写版としては大満足」と好意的な声も続出。中でも、アニメ好きを公言している佐久間の演技に対して「再現度がスゴかった」と、称賛のコメントが上がっていた。
なお、今回の実写版第2弾決定のニュースを伝えた映画メディア・MOVIE WALKER PRESSの記事(6月11日配信)によると、Snow Man版は「興行収入16.7億円の大ヒット」を記録していたという。
■実写映画『おそ松さん』第2弾、Aぇ! group&西村拓哉主演でファンの反応さまざま
こうして、結果的に“成功”したと言える『おそ松さん』の実写化だが、第2弾ではAぇ! groupの末澤誠也(おそ松)、正門良規(カラ松)、佐野晶哉(チョロ松)、小島健(一松)、草間リチャード敬太(十四松)に加え、西村が末っ子のトド松に抜てきされた。監督は川村泰祐氏、脚本は宅間孝行氏が手がけるという。
彼らにとって、関西ジュニアの先輩でもあるSnow Man・向井は、今回の実写化第2弾の公開を受けて、「おめでとうございます!まずは第2弾が続くことが嬉しいですし、しかも同じ事務所の後輩であるこの6人がやってくれるということで、応援してます!我々Snow Manが9人で大事にしている作品で、僕らも『おそ松さん』をきっかけにグループとして1個大きくなったと感じる事もあるので、同じぐらい、むしろそれ以上に盛り上がってくれたら!」などとコメントを寄せている。
しかし、Aぇ! groupと西村が引き継ぐと発表され、一部のネットユーザーからは「『おそ松さん』実写化、引き継ぎとかいう私物化は意味がわからない」「『おそ松さん』のファンとしては、もう実写版はいらない」「また実写化するのか。原作にリスペクトの欠片もない実写化は勘弁して。6人兄弟のオリジナルドラマをやればいいのに」と辛らつな意見が噴出。
Snow ManファンとみられるSNSユーザーも「なんでまた『おそ松さん』なんだろう……。ほかに作品はなかったのかな」「Snow Manの実写第2弾が見たかったから複雑な気持ち」と本音を漏らしているほか、Aぇ! groupファンからは「後輩を足してまで6つ子役やるAぇ! groupを見て、大晴くんがいれば……と思わずにはいられない」との指摘も。
「『大晴』とは、Aぇ! groupの元メンバー・福本大晴のことです。Aぇ! groupがCDデビューする前年の23年12月30日、『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)の公式サイトでは、福本に『コンプライアンス違反の疑いが発覚』(原文ママ、以下同)したと報告。調査の結果、同日までに事実であると確認されたことから、『弊社で定めておりますコンプライアンス規程に従い、本日付けで弊社と福本のマネージメント契約を解除いたしました』と、突如発表したのです。西村の参加を受けて彼を思い出さずにはいられなかったのか、『大晴がいればAぇ! groupだけで映画ができたんだな』とファンは複雑なようです」(前出・同)
そのほか、Snow Man版は主題歌「ブラザービート」(22年3月発売)が大ヒットしたこともあり、Aぇ! groupのファンらは「個人的に、Snow Manの認知度とか人気がグンと伸びたのは『おそ松さん』がきっかけだと思っているから、第2弾にAぇ! groupと西村くんが選ばれてうれしい」と喜ぶ声や、「Aぇ! groupにしか出せない『おそ松さん』になりそうだし、ニシタク(西村)との化学反応もワクワクする。主題歌にAぇ! groupの楽しい曲もほしい」「Aぇ! groupにも『ブラザービート』みたいに愛される曲が来るといいな」と期待を寄せる声も上がっていた。
主題歌情報も気になるが、6人の脇を固める共演者などの続報にも期待が高まる。
【サイゾーウーマンより】
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