中居正広、草なぎ剛の「不謹慎」は照れ隠し!?

2011.4.4

3日間にわたって東京・代々木第1体育館前で行われたジャニーズの被災地支援プロジェクト「Marching J」は、延べ38万9000人を動員。多くの人が参加した募金活動というねらいはひとまず果たしたようですが、一部メディアでは、タレントの「不謹慎」を指摘しています。

それは、中居正広と草なぎ剛が着た「ドクロマーク」の服です。

多くの死者、行方不明者を出した上に、原発の放射能・放射性物質による被曝が心配されている時にドクロマークはないだろう、せっかくのすばらしい支援活動に水を差した、というメディアの論調はわからなくもありません。

しかし、「不謹慎」をやらかしたのが、ほかでもない、2億円を寄付し、今回の支援でもとくに熱心であるといわれている中居正広と草なぎ剛です。

悪気がないというよりも、そこには善意の意図を勘ぐることはできないでしょうか。

「だからこの間の(スマスマの)生放送で、ホントに表だって募金を呼びかけるのか、寄付してくださいとかっていうのは、僕個人としては恥ずかしいっていうか、あんまりやったことがなくて。偽善に思われるのが嫌で。ねぇ。いい人だと思われてんじゃねえのかなあって、いい人と思われんのも嫌だし。いい人装ってんじゃねえよって言われるのも嫌だし。でもまあ、今回の事態を、そんなことを、自分の評価とかを考えてる場合じゃないなと。それで、『何やってんだよ、良い子ぶってんじゃねえよ』(といわれても)別に良い子ぶってると思われてもいいよ。僕が呼びかけることによって、少しでもやろうという人が一人でも二人でも増えたら」(『SMAP・中居正広のサムガールスマップ』 4月2日)

つまり、この間の支援活動で「いい人」になってしまっている自分を、あえて叩き落とす意味で、被災者の方々の迷惑がかからない範囲で「不謹慎」を装うということは有り得ることです。

彼らの善意が本物であることの証左といえるのではないでしょうか。

SMAPのデビューからこんにちまでの歩みは、『永久保存版 SMAP二十歳』で全てが網羅されています。“担当”ならずともご一読をお勧めします。

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