４年連続で国立競技場のコンサートを行った嵐。その宣伝の意味もあったのでしょうが、『日刊スポーツ』（9月3日付）に嵐のインタビューが掲載されています。

その中で「最近の喜怒哀楽」を質問された櫻井翔は、次のように回答しました。

「（喜）サプライズで登壇した『神様のカルテ』の大阪での試写会で、幅広い層の方に来ていただいて、うれしかったです（怒）冷蔵庫のキムチが、すごく臭くて。片付けておけば良かったと自分に対して」

キムチを片付け損なったくらいで、わざわざ新聞のインタビューに「怒」と発表するほどのことなのか、と読んだ人は不思議に思ったかもしれません。

理由のひとつとして、櫻井が自らの優等生イメージを強調するために、あえて「小さなミス」を大きく恥じたことが考えられます。

もうひとつは、彼自身の「食の黒歴史」もあったのかもしれません。

『東京スポーツ』芸能欄に連載されている「現役放送作家Ｘ氏の芸能界丸秘裏話」。その9月8日付掲載のテーマは「お弁当」でした。

「慢性的な不景気で番組を背負うタレントさん以外のお弁当は、質素な内容になってきた」ではじまるコラムは、エピソードのひとつとして、櫻井翔の子供の頃の食生活について触れています。

「（櫻井は子供時代）レトルトカレーとごはんに、レトルトを温めるための熱湯入りのポットがついていたらしい。大学教授をしていると噂される忙しいお母さんで、ごはんに納豆だのっかっているだけのお弁当もあったとか。小学校から大学まで金持ちばかりの集う慶応出身なので、お弁当の時間はかなり肩身が狭かったのではないだろうか」

櫻井にとって、子供の頃は手軽にご飯にかける「ご飯の友」がおかずだったのです。今はご馳走を食べられるようになったでしょうが、「ご飯の友」のキムチを腐らせて“おかずなし”になってしまった経験でも思い出したのか……。

順風満帆に見える櫻井ですが、彼なりに苦労はあったようです。

『君のために嵐がいる!!～2011年ワクワク学校＆ツアー～』は、イベント「嵐のワクワク学校」とコンサート「Beautiful World」（大阪・札幌公演）の模様をいち早くお届けする最新PHOTOレポートです。