嵐の大野智が、映画『怪物くん』で共演したダチョウ倶楽部・上島竜兵とともに富山県氷見市を訪れ、原作者の藤子不二雄Aのルーツを辿った、『news every. 特別版　大野智が行く”怪物くん社会科見学”』（日本テレビ系）が12月10日に放送されました。

氷見市は藤子氏が生まれ育った場所。「潮風ギャラリー」というギャラリーで「藤子不二雄Aまんが展」を見た後は、藤子氏の生家であり、現在は同氏が描いた『怪物くん』などのキャラクター作品が展示されている寺を3人で訪れて鼎談をしました。

藤子氏が小学校2年生で描いたという絵のうまさに感動していた大野。自らもアート作品を発表している大野は「僕もマンガ好きで小学校から描いていて。でもストーリーを考えるのがヘタで」と告白。当時考えたのは、ボタンを押すとストライクを出すことができるが、間違えて押すと爆発するボウリングの話。これに対し、藤子氏も「面白いじゃない」と好感触。また、藤子氏が「夢というのは漠然と思っているのと、自分が実際に行動に移すのと全然違う」と語ると、それに共感した様子の大野は「中2でジャニーズ事務所に入って、踊りに興味をもって、そこから踊りを極めたいと思った。目の前の興味をもったものを追求していく子でした」と、自らの幼少時を振り返っていました。

同番組では、大野扮する怪物くんの顔がプリントされたジェット機「怪物くんJET」にシールを施す現場や映画『怪物くん』の3D制作現場に、大野が足を運んでいる場面も放送。どちらも大野が好きな「作る」現場だったために興味津々でした。また、大野が好きな釣りのシーンもあり、上島と氷見で船に乗ってメジマグロを見事ゲットし、藤子氏とともに舌鼓を打っていました。

そして、藤子氏行きつけのうどん屋で鍋焼きうどんを食べた3人。大野は「竜さん、食べさせてあげる」とアツアツのかまぼこを上島の顔に持っていくという、ダチョウ倶楽部お決まりのネタを披露。上島が「いいんだよ、余計なことしなくて」と言うと、大野は「やっておかないと今日何もやってないじゃん」。「なんもやってないってことないだろ。くるりんぱ」と、これまたお決まりのネタを披露。これらのギャグを知らない藤子氏は「なんかよく分からんけど」とポカンとしていました。

掛け合いで仲の良さが伝わってきた大野と上島。上島をリーダーに芸人たちが属する「竜兵会」のメンバーが7年かけてメールを覚えるよう促しても覚えようとしなかった上島が、大野と出会ってすぐに覚えて、メールのやりとりをしているという話もあるだけに、今後もこの友情は続きそうです。

『ポケット嵐４』