「金払いは悪いですけど」錦戸亮が二宮和也を大絶賛!

2012.4.28

4月20日放送の『A-Studio』(TBS系)に関ジャニ∞の錦戸亮が出演し、自身のプライベートからグループに対する思いまで、たっぷりと語りました。

冒頭、大の酒好きという錦戸の飲み友だちについての話が持ち上がりました。まず名前が挙がったのは斉藤和義。昔からファンだったという錦戸ですが、「初めて飲んだときからもう、あぁこの人には何見せても大丈夫やって思って全部しゃべっちゃう」と、もはや心を開ききっている様子。そんなふたりの出会いは衝撃的。なんと初対面にも関わらずグデングデンに酔っ払った錦戸は、斉藤におんぶで家まで送ってもらった挙句、「鍵はどこ!? 鍵はどこ!?」と子どものようにポケットを探り、やっと見つけてドアを開けたと思ったらスッポンポンになって部屋の奥へ消えていったのだとか。すでに丸裸を晒してしまったのですから、確かにもう何も隠す必要はなさそうです。このふたりを引き合わせたのはリリー・フランキーだそうで、リリーとはドラマ『ラスト・フレンズ』(2008年、フジテレビ系)で共演して以来の飲み友だち・瑛太のつながりで知り合ったのだとか。なんとも豪華な飲み友だちですよね。

また錦戸が“尊敬している人”として挙げたのは、1歳年上の嵐・二宮和也でした。08年に初めてドラマ『流星の絆』(TBS系)で共演したふたりですが、番組MCの笑福亭鶴瓶の二宮への取材により、錦戸が二宮と3回飲みに行き、3回ともおごっていることが判明。なぜ先輩におごるのかと鶴瓶が尋ねると、「僕飲んだら、『こんな楽しい時間やったから、金払わしてください!』ってなってくるんですよね。でも二宮くんね、『おごる』って言ったら普通、『いや、大丈夫です』『おごりますよ』『大丈夫です』っていうやり取りが何往復かあるじゃないですか。でもあの人一往復目でパッと止めちゃうんですよ」と、むしろおごらざるを得ない状況であったことを明かします。また、鶴瓶が二宮の演技について「なに、あの自然さ!」と褒めると、「何なんですかねぇ。初めて一緒に仕事したとき、本番中あの人のお芝居見て、初めて男の人にドキッとしたんですよね」と錦戸。「『なんかこの人スゲーなぁ!』って。何がすごいのかはいまいち良くわからないですけど、いい先輩です。お金払いだけは悪いですけど(笑)」と語りました。

続いて画面には、エイトレンジャーの衣装を着た村上信五、安田章大、丸山隆平、そして錦戸の衣装を着込んだ鶴瓶が映し出され、「こいつらオモロかったー!」と鶴瓶。村上に対しては「あいつのしゃべりスゴイで」と大絶賛。しかし今でこそ鶴瓶に「完全に芸人や」と言わしめるほどの村上も、昔は横山裕や渋谷すばるの言ったことを、ただ単に後ろで繰り返しているだけの時期もあったとか。また安田については鶴瓶が、「なんなのあの優しさは!」と聞くと「あいつね、昔は男らしい感じだったんですけど、中性的になってきたんですよ。風邪とかちょっと引いてると、速攻気付くんですよ。『お前、体調大丈夫か?』って。『なんやねん! うれしなるやん!』みたいな(笑)」と、錦戸は安田の愛にありがたみを感じているようでした。

話題はメンバーの両親についての話に。安田の両親は、東京で暮らす我が子がどんな生活をしているのかたった30分だけのぞいて帰ったそうで、とても穏やかな方たちなのかなと想像がつきます。一方丸山の両親は、朝起きるとバラエティのツッコミの説教をするという厳しさ。錦戸の両親はというと、「仕事のことについてはまったく何も言ってこない」そうですが、「僕が出てるドラマだったり、そのビデオがちょっとずつ家に帰ると増えてったり。でも、(応援してくれていることに)気付いて“がんばろう”って思うだけで、(直接は)何も言えない」と歯がゆいエピソードを話しました。

「毎年大阪の松竹座で舞台をやっていた」という関ジャニ。たった1,000人の客席も埋まらずオリジナル曲もない彼らは、コントや漫才を練習し披露していました。当然お金もなかったそうで、980円パックで漫画喫茶に泊まり、新幹線代を浮かせて次の仕事へ行っていたとか。「たまにすごい疲れてるときに、ご褒美的な感じでグリーン(車)のチケットをくれるんですよ。そういうときは払い戻しして自由席乗って、『っしゃ! これで何か食べよう!』みたいな」と当時の涙ぐましいエピソードを語ります。またみんなでお酒を飲むときも、「たこわさとビール一杯でどれだけ酔えるか」を競っていたそう。これらの貧乏話には鶴瓶も「悲しすぎる!」と同情。しかし、「それがここまで来たんやもん! なぁ!」と労いの言葉をかけていました。

ホテルで華々しくデビューしたNEWSに対し、関ジャニのデビューは「レコード会社のきったな~い屋上」。両グループに在籍していた錦戸はそのギャップに戸惑うこともありました。「でもみんなすっげーうれしそうなんですよ。でもNEWSってこんなんじゃなかったなぁと思いながら、とりあえず、どんな顔しとけばいいやろうって(笑)」。また当時の衣装は先輩のお下がりが多く、裏地がついてないものもしばしば。PV撮影のスタジオは雨漏りがしていたそうですが、白いバックに太鼓ひとつの簡素なセットで一生懸命やったそうです。「スタッフがまず違うんですよ。関ジャニの方はどう見てもオッサンばっかりなんですよ。演歌のレコード会社だったので」と錦戸。一連の話を聞き、「こいつらはそれを楽しんでんねんもん。これを楽しめるスゴさってあるよ」と鶴瓶。苦悩の時代を共有している、関ジャニの結束の強さがうかがえます。

昨年は5大ドームツアーで47万人を動員した関ジャニ∞。客席が埋まらない悔しさ、そして貧乏生活、これまで泥臭くもいろんな転び方を知ってきた彼らには、もう怖いものはないのかもしれません。鶴瓶は「これからが関ジャニの逆襲」と番組を締めていましたが、「逆襲」はもう始まっていします!

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