日曜劇場『ATARU』（TBS系）で共演中の中居正広と玉森裕太が、5月19日放送の『王様のブランチ』（TBS系）にVTR出演しました。

撮影現場の雰囲気について聞かれた中居は、「楽しいですよ。……っていう体（てい）で」と冒頭から共演者たちを笑わせます。北村一輝が「毎日時間のない中で必死にやってる」とマジメに答える一方で、「毎日……眠いです。地獄のように眠いです。信じられません。こんなに眠いのが続くんだなと思いながらテレビやってます」と中居。ブランチリポーターの女性から「目に水分がなくなってますもんね」と指摘されると、中居は「そうなんですよ。最近水分がなくなって、雑誌読む時に1枚ずつめくれません。ツバつけないとカッサカサで」と、睡眠不足というより加齢を思わせる珍回答で再び笑いを取ります。

その後、中居と玉森との仲について話題を振られると、「貴重な体験でもあるので、ここで先輩の背中を見て、いろいろなものを盗んで吸収していきたいなぁと思います」と当たり障りのない発言をする玉森。これに対して中居は「（『中井正広の怪しい噂の集まる図書館』テレビ朝日系での）ドッキリ以来、あまり（仲が）良くなくて。それ以来、玉があんまりオレに近づいてきてくれない」と話します。玉森が全否定していると「オレ知ってんだよ。オレ知ってんだよ！」と口をとがらす中居。

一体何を知っているのかと言うと、「みんなさぁ、ご飯とか食べに行ってるんだって！　もうね、かれこれ3回4回あったのに、オレが忙しい時に行ってるんだよ！」。どうやら中居はまったく食事に参加できていないようで、「中打ち上げってあるのね。（撮影期間の）真ん中ぐらいで、スタッフの人とか出演者みーんなで行く時に、オレその時、夜中2時終わりだったんだよ！　行けるわけないじゃん！」と乾いた目を見開いて不満をぶちまけます。その時不参加だったのは中居だけだったそうで、「普通逆だよね？　オレのスケジュールに合わせてくれるよね？　そういう時に玉が『いや今日は中居さんがいないから今日はやめとこうよ』とか、そういう風に言ってくれれば！」と急に饒舌になり、中居は「（悪いところがあれば）直すよ！　何？　しゃべり方？　芝居??」と、主人公・チョコザイのように指を動かしながら北村を詰問。北村は同じ動きをして「そろそろ（それに）飽きてきたんじゃない（笑）？」と笑っていました。

また、チョコザイが自分のルールに従って生活をしていることから、出演者それぞれの“マイルール”を話すことに。北村や栗山千明が朝の習慣について話したことから、玉森も起きてからの流れについて、「朝起きたら30分ぐらいはずっとボーッとしてますね。何もしない時間があります。起きた後いきなり動けないので。リビングのソファに座ってずーっと何も考えずに、ボーッとしてる」と話しますが、家を出る10分前にやっと起きるという栗山がすかさず「その30分寝た方がいいっていう考えはないの？」と聞きます。すると玉森は「ギリギリまで寝れないんですよ」。これを聞いていた中居は「ちゃんとした人のアレ（習慣）だよね。心を整えて、身体を整えて、ONに行くんだよね」とフォローし、「準備運動がしっかりできるタイプ」と評価。逆に栗山については「準備運動しないのにダッシュするタイプ。ケガするタイプ」と話してスタジオの笑いを誘いました。

そして最後に順番が回ってきた中居ですが、「マイルールねぇ……。下着はー、……あーもう、そんな空気になっちゃうよね？」と両手で耳をいじりながら答えに迷い、「じゃあ、あのー、靴下は左足から履くっていう……体（てい）で。ホントは履かないんだけど。（この回答で）いいですか？　いいですか？」と周りに確認して再度、「靴下はねぇ、左から履くようにしてますよ。理由があるわけじゃないんですけど、靴も左足から履くようにしてますね」とウソの発言。その後だんだんと死んだ魚のような目になる中居に再びスタジオは爆笑。実際は特にルールがないというオチでした。

ゲスト出演であるにも関わらず後輩の玉森にも気を遣い、共演者の細かい発言を拾っては話を膨らませ、自分をネタにして笑いまで取ってしまう中居。この旺盛なサービス精神と司会者としての適性には、毎度驚かされますね。