中丸雄一、Kinki Kidsのバッグダンサーを外された日の悲しい思い出

2012.6.30

6月27日放送の『1番ソングSHOW』(日本テレビ系)に、KAT-TUNの田中聖と中丸雄一が出演しました。この日は“最強夏うた45曲”と題した2時間スペシャル。2人の思い出の夏うたや、歌にまつわるエピソードを話しました。

“40代以上が選ぶ夏うたベスト10”がVTRで流れ、感想を聞かれた中丸は「僕は8位の『夏の終わりのハーモニー』が大好きで」と語ります。井上陽水と安全地帯が歌うこの曲は、1986年に発売。当時中丸はまだかなり幼かったはずですが、この曲をきっかけに、安全地帯の曲をものすごく聞くようになったそう。ここで隣りに座っていた田中が「KAT-TUNのコンサートの音合わせの時も、安全地帯さんの歌を歌ってる」と裏話を明かしました。中丸は毎回、安全地帯の『ワインレッドの心』を歌っているそうですが、ゲストの坂下千里子に「(マイク)チェックしてほしい!」とムチャ振りされます。田中が爆笑する横で、中丸はなぜか必死に「この曲は18番というか、自分の中で一番好きな……」と猛アピール。その直後「なんで(自分で)ハードル上げてるんでしょうね」と気付いて苦笑いしていました。が、散々ハードルを上げて歌い出したのは、なんと安全地帯の別の曲。しかも完全にモノマネが入っていたので、司会のナインティナイン・矢部浩之に突っ込まれていました。

また、“30代が選ぶ夏うたベスト10”のVTRで紹介されたのは、田中の珍エピソード。第2位にランクインした井上陽水『少年時代』(1990年)にちなみ、田中の少年時代の忘れられない思い出がナレーションで語られました。当時13歳だった田中は、ある日、海の岩場で渡りガニとシャコを捕まえたそう。あまりのうれしさに名前まで付けて家に持ち帰ったところ早速調理され、その夜の食卓に並んでしまったのだとか。これはツラすぎます……。VTRが終わり、矢部が「大変やね、小っちゃい頃」と同情すると、田中は「まぁでも、獲れたてなだけあっておいしかったです」と予期せぬ回答。名前まで付けたカニさんたちをおいしく味わえるなんて、タダ者じゃありませんね。

その後“10代が選ぶ夏うたベスト10”で1位にAKB48の『ポニーテールとシュシュ』(2010年)が選ばれると、PVがグアムで撮影されたことから、海好きな田中の話に。ここで田中がなぜ海が好きなのか、そのとんでもない理由が明らかになります。その理由とは、「合法的に下着に近い女性を見られる」から! アイドルなのに、こんな発言して良いのでしょうか? 「表現が気になるんだけど。合法的に……(笑)」と矢部が言うと、「街中でむりやり見てしまうと、それはもう犯罪じゃないですか」と田中。そりゃそうです! しかしながら田中の発言はこれに留まらず、「なんかもうだって、水着っていうか、下着ですもんね! オレはもうホントに、下心でしか見てないです」と断言し、これを聞いたゲストの釈由美子はあんぐりと口を開けていました。

続いて“20代が選ぶ夏うたベスト10”の第5位に、KinKi Kidsの『フラワー』(1999年)がランクイン。この曲にまつわる苦い思い出を語ったのは、中丸でした。当時、先輩のバックで踊っていた15歳の中丸ですが、家である歌番組を見ていたところ、自分の出ていない『フラワー』が流れ始め、そこで初めてダンサーを降ろされたことに気付いたのだとか。番組には同期みんなが出ており、田中も踊っていたのだそう。田中は「僕、小さい頃エリートだったんですよ」と言って笑いを取っていました。

ダンサーを外された日のことを「忘れもしない、99年の11月7日の歌番組でした」と今でも鮮明に記憶している中丸は、矢部に「根に持つタイプ!」と笑われていました。音楽を聞くとその時の記憶がよみがえるといいますが、よみがえるどころか忘れもしないというのは、よほど悔しかったんでしょうね。

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