＜アイドル誌チェック!!＞

今月号の「Wink up」（ワニブックス）、表紙は11月14日でデビュー5周年を迎えるHey!Say!JUMPです。巻頭ページでは、コスプレ姿のメンバーたちの笑顔、Hey!Say!7とHey!Say!BESTに分かれたインタビューなどボリュームたっぷりに特集されています。

コスプレ姿は、まずホテルのベルボーイ姿の薮宏太と八乙女光、太めのストライプのジャケットでめかしこんだ宿泊客の知念侑李というホテルバージョン、蝶ネクタイのウェイター姿をした中島裕翔と岡本圭人が客の山田涼介にサンドウィッチを食べさせてあげるカフェバージョン、伊野尾慧、高木雄也、有岡大貴がギャルソンエプロン姿で皿を拭いている厨房バージョンの3パターン。悪い顔をしながら食器洗いの泡で遊ぶ伊野尾、頬づえをついて乙女顔の高木、サンドウィッチを食べて恍惚とする岡本など、ユニークでかわいらしいメンバーたちの表情は誌面でお楽しみください。

インタビューでは7もBESTも、今年の仕事を振り返っています。7のメンバーの中でも話題になったというのが、『高木雄也＆知念侑李　ふたりっきりフランス横断各駅停車の旅』（日本テレビ系）です。放送前からファンの間では、マイペース＆甘えん坊気質の知念と、能天気な高木の頼りないペアを不安視する声が上がっていたのですが、オンエアを見てみると知念が積極的にまとめている印象。これにはメンバーも驚いているようで、

中島「知念さんも、高木くんとのフランス旅では、すごいしっかりものだもんね（笑）」
山田「雄也、頼りないもんな（笑）」
知念「そうね～。ボクがしっかりしないと、あの旅、もっと大変なことになってたと思う（笑）」
山田「だって、あんな知念、オレらの前で見せたことないもん。いつも甘えん坊で、他人任せの人間なのに！　ビックリしたもん。やればできるんじゃん！」

高木は4歳も上なのに、まったく尊敬されていないようですね……。こんなことを話されているとも知らない、BESTの高木は、自分たちの過去のインタビューを見直して、読者におバカだと思われているという流れから、

高木「オレのキャラも計算だよ、計算！」
八乙女「え、じゃああの知念とのフランス旅の頼りな～い感じも計算（笑）？」
高木「そう、全部計算。オレ、ふだんしっかり者だから、あおおいうキャラを演じるのは、ホント大変だった」
有岡「役作り、必要だったんでしょ？」
高木「そうそう、1か月くらいまえから稽古して。現地で、いつものしっかりしているオレが出ちゃうと“すみません、1回止めてください”って頼んでやり直し」

あくまでアホキャラを演じると主張。ということで、ファンのみなさん、高木のアレレな言動はすべて演技だと思ってあげた方がいいようです。

A.B.C-Zは子ども用のイスをペイントしながら、父性や理想の父親像を語っています。19歳の橋本良亮は、「オレ、本気で好きな人ができたら、すぐに結婚したい！　オレの希望は23歳で結婚」とジャニーズアイドルとは思えないくらい大胆発言。15歳ながら芸能ゴシップ誌「BUBKA」（コアマガジン、現・白夜書房）で写真入りの熱愛報道された橋本、恋愛への情熱は変わっていないようです。戸塚祥太は「23で結婚は、たぶんおまえにしかできねぇわ」と生温かく見守っている様子。そんな2人が、急に結婚報告されたらビックリすると答えたのが、「ゴッチ」こと五関晃一。別対談をしていた五関は、そのことをスタッフから聞かされ、「でしょうね。うん、でしょうね」と自分でも納得していました。メンバーでさえその私生活が掴めず、自分のことも決して多くは語らない五関。たとえこの先、結婚しても、ファンどころか、メンバーすら知らなかったということが起こりそうです。

NYCは、互いに何をプラスしたらグループとしてレベルアップできるか、というインタビューを受けているのですが……。中山優馬は、ボキャブラリーが少ないという山田涼介には「ツッコミ能力」、家でゲームばかりしている知念侑李には「行動力」、自分には「ガツガツさ」と答えています。知念は、山田には「そのままで完ぺき！」とのことで、ダンスが好きじゃなさそうという中山には「ダンスに対する気持ち」、自分には「度胸」とのこと。

ここまでの2人は笑いを含んだ回答だったものの、山田の回答が本気すぎてファンには衝撃かもしれません。

「知念は『人を思いやる気持ち』かな。もちろん持ってるんだけど、自分だけになっちゃうことがあるから。自分のやることに集中しすぎちゃうんだろうね、そうるすと自分がよければいいってなっちゃう」
「優馬は『明るさが必要』。暗いよオマエって感じ（笑）」「表情とか、目つきが怖い。雑誌の写真とか見ても写り方怖いよって思うことあるから」

確かにグループのことを思っての発言でしょうが、上から目線に読んでる方がドキドキしますね。とはいえ、そんな自分のことも自覚しているようで、

「オレに必要なのは『優しい気持ち』。優しくないわけじゃないんだけど、言葉遣いが荒いんだよね。わりと男っぽいし、過激な言葉が多いから、言葉遣いを直すこと」

と語っています。確かに誤解を生みそうな山田の発言、「優しい気持ち」がもっとダイレクトに伝えられるようになると、余計な行き違いがなくなりそうですが……。