タッキー＆翼の滝沢秀明が3日、東京・日比谷の帝国劇場で上演中の『JOHNNYS’ World　正月はタッキーと共に』の昼公演終了後に、共演の中山優馬とA.B.C-Zとともに会見を行った。昨年11月から公演しているHey! Say! JUMP主演『JOHNNYS’ World』の第2幕を、今月1日～6日は、滝沢主演の舞台『新春　滝沢革命』からの名場面を集めたスペシャルバージョンで上演。滝沢が作曲した15分48秒にも及ぶ『滝沢組曲』でのダンスや、おなじみとなった総容量30トンの水を使う殺陣シーン、昨年11月に亡くなった森光子の追悼コーナーなどが見どころだ。

ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長のギネス認定記念作品である『JOHNNYS’ World』に参加することについて、滝沢は「ジャニーズの歴史に触れられる舞台に携わることができてうれしいですね」。例年この時期は1カ月に及ぶ舞台に励んでいるが、今年は約1週間と短い。「今回はこの1週間、完全燃焼といった感じです」と気合を込めた。

また構成・演出も手がけている立場として、「『JOHNNYS’ World』という世界のなかの『滝沢革命』という感じ。通常ですと、もう少し緊張感のあるシーンが多いんですけど。お正月なので、笑いも多く取り入れようと」と、観客を笑わせることに重点を置いたという。この話題に続こうとしたA.B.C-Zの塚田僚一は、「お客さんにはもちろんですけど、滝沢やみんなにも……」と、先輩の滝沢をまさかの呼び捨て。これに対しメンバーの河合郁人が「今、滝沢って言いましたよ」とツッコむという、劇中も顔負けの“お笑い”の場面もあった。昨年に続き滝沢と共演している中山は、「今年も滝沢くんと一緒なのがうれしいです。今年は笑いの要素も多いので、リラックスして楽しんでいます」と、楽しんでいる様子だ。

毎年恒例となった質問「出演者へのお年玉」について聞かれると、「気持ちですから。僕も今もいただきますから。東山（紀之）さんとか」と、出演者約180人にお年玉をあげたことを認めた。金額は明かさなかったため、ネットでは、「1人1万で180万か」などと予想されているが、総額は一体いくらなのだろうか。

それはさておき、2013年の抱負について、「2012年はタッキー＆翼が10周年で、今年は11周年。ここから本物のタッキー＆翼を見せていけるのかなと思います」と、コンビでの活動について触れたうえで、「個人としてはドラマなども控えていますので、今年は、役者・滝沢秀明をお見せできれば」と、“役者”という言葉に力を込めていた。

そんな滝沢もアイドルとはいえ、今年で31歳。昨年12月31日に行われた舞台げいこの際の会見で、結婚について聞かれた際に「まだ予定はないですが、願望はありますよ。僕も男なんで」と正直に答えていた。ジャニー喜多川社長も「本人の自由だから、僕がどうのこうの言う筋合いじゃない。どうぞご勝手に」と、滝沢の結婚について容認する態度を見せていた。おととしには一般女性との密会は報じられた滝沢。今年も役者・滝沢はもちろん、プライベートからも目が離せない。