5月8日放送の『ザ少年倶楽部』（NHK BS）。関西ジャニーズJr．を紹介する「月刊！　気になるKJ」には、桐山照史が登場しました。桐山は1989年8月31日生まれ。夏休み最後の日ということで「誕生日パーティーとかあまりしてもらったことがない」らしく、それを聞いたA.B.C－Zの面々は「かわいそう（笑）」（河合郁人）、「夏休みの最後の日に生まれた人っぽいもん」（戸塚祥太）と桐山をテキトーにあしらいます。桐山はチョコレートが嫌いだとのことで「ベロに残るのが嫌いで、飲み物があればいけるんですけど。オレが言うのも何ですけど、しつこいヤツがホンマに嫌いで！」と声高に理由を述べました。けれども現在、滝沢秀明主演のドラマ『真夜中のパン屋さん』（NHK BS）でパン職人を演じている桐山は、焼きたてのチョコパンを食べたことでチョコ嫌いを少しだけ克服したそうです。

劇中では先輩の滝沢がオーナーながらもパン職人としては見習い役、桐山は腕のいいパン職人。桐山はドラマで実際にパン作りをしたことで、自分でもイチから作れるようになったそうですが、実際は滝沢の方が作るのがうまいのだとか。桐山が何度か練習して滝沢に「こうやってやるんですよ～」とこれ見よがしに教えたところ、滝沢は一発でできてしまったそうです。器用ですね。

実は桐山、滝沢との共演は2012年の『滝沢歌舞伎』以来、2度目。そのため滝沢についてそんなに深くは知らないらしいのです。しかし撮影中、桐山は滝沢のボケを何度も目撃。そのボケというのが、“スウィングをしてゴルフボールを飛ばすと思わせつつ、ボールを後ろに転がすフリをする”という、ややこしいもの。これに対し河合がわざと「めっちゃつまんねぇじゃん」と言うと、桐山も「そうでしょ！」と乗っかってしまったので大慌て。桐山は「今のはアカン！　ホンマにアカンから！」と額に汗をかきまくって焦っていました。

ここからも滝沢の話で盛り上がります。河合いわく、滝沢は「後輩に対してガッて怒るんじゃなくて空気で感じさせる」人だそうで、この意見には桐山も「そうなんですよ！　普通先輩とかって『もっとこうした方がいいよ』って言うイメージがあるじゃないですか。滝沢くん、まったく言わずに『見て覚えろ』って感じ」と同意。そのたたずまいは、まるで「1人で石原軍団」。さらに桐山が、滝沢のおかげで現場が明るいと話すと、河合も「それはわかるわ。あの人って常に中心にいる」と共感し、加えて「人間としても憧れる」（桐山）、「魅力を感じる」（塚原僚一）、「人間として大きいよね」（戸塚）とその場の全員が滝沢の求心力を証言。もの静かでありながら男気溢れる背中を、後輩はしっかり見ているんですね。

また「月刊！　気になるJ」にはヴァサイエガ光が登場。生年月日は1999年3月30日で、この年は河合と戸塚がジャニーズ事務所に入った年。戸塚は「全然踊れなくてガッカリしたのを思い出す」と振り返ります。ヴァサイエガはイランと日本のハーフで、ペルシャ語が話せるそう。趣味は部活動でもやっているバスケットボールで、家族構成は両親と小6の妹と小4の弟。この弟（ヴァサイエガ渉）もジャニーズJr.として活動中ですが、弟がスタッフに怒られているのを見てどう思うか聞かれると、ヴァサイエガはかわいい顔で「ざまーみろ！」と発言。「弟が悪いことしたんだから、僕には関係ない」とクールに言い切りました。

この日のテーマは「未来」ということで、Hey!Say!JUMPはそれぞれの未来像を語り合うことに。山田涼介は「Hey!Say!JUMPで47都道府県ツアーをやってみたい」と意気込み、知念侑李は自分の未来について「180センチくらいになってるんじゃないかな。だってまだ成長期来てないんだ」と切なる願いを露に。そして、海好きがて高じて「月刊ダイバー6月号」（ダイバー）の表紙に抜擢された高木雄也は「好きなことを仕事でやってけたらいいな」と抱負を語ります。またグループ内で「1番結婚が早そうな人」を有岡大貴と山田が予想。すると山田は「オレか雄也だと思う」と聞き捨てならない回答。有岡は「なんとなく想像つくわ」と頷いていましたが、その根拠を教えてほしいところです。また「子どもは男女どちらがいいか？」との質問には2人とも「男の子」と答えていました。

冒頭、ゲストとして出演したKis-My Ft2の北山宏光は、自身のデビュー曲「Everybody Go」を披露した後、テーマの「未来」について「“震災を忘れてはいけない”ということですね。僕たちも震災の年にデビューしたので、音楽を通してみなさんを元気にしていけたらいいな」と話していました。Kis-My-Ft2は現在全国ツアー中。6月30日には宮城県でのライブを予定しています。今後も積極的に被災地を訪れ、たくさんの人を笑顔にしてほしいですね。