「海好き」で知られるHey!Say!JUMP高木雄也が、5月10日発売のダイビング専門誌「月刊ダイバー」6月号（ダイバー）の表紙を飾った。高木はこれまでさまざまなメディアで「海好き」を公言してきたが、2010年12月18日付けの「日刊スポーツSaturdayジャニーズ」では、スキューバダイビングの資格を取り、ハマっていることを明かしていた。夢中になった理由を「海の中で『呼吸』しているっていう、今までに感じたことのない感動があったんです」と語る。また「僕、仕事に詰まってしまうタイプで、仕事が終わると、家から車で1人海に行くんです。海沿いの道を走っていると景色がとってもきれいで、モヤモヤが消えちゃうんです」とも。高木にとってかけがえのない場所である“海”が、ついに仕事に結びついた。

「Hey!Say!JUMP高木雄也2泊3日のHappy Dive沖縄本島」と題された特集記事は、なんとオールカラー10ページ。上半身裸の表紙はさることながら、さわやかな笑顔やダイビング中の真剣な表情など、アイドルとしての顔とは一味違った表情を見せている。高木は和歌山県でダイビングライセンスを取得後、初めて潜ったのがここ沖縄だったそうだ。「透明度が高いぶん、逆に見えすぎちゃって最初は怖かった（笑）。でも、魚の数にすごく感動して。そこからダイビングにハマりました」と話す。

実は、沖縄に来るのは今年2度目。前回はジープを借りて沖縄本島の観光地を巡ったそうだが、「でも、やっぱり海で遊ぶのが1番好き」「沖縄本島はなんでも揃っているから、スマホと財布だけ持って出かけられる」とのこと。たった数時間の移動で非日常が味わえる沖縄は、多忙なアイドルにとって絶好の癒やしの場のようだ。

今回の撮影では、1日目はチービシ環礁で2本、2日目は慶良間諸島で3本潜り、「きれいな魚がたくさんいて『飼いたい』って思った。でも実際に潜って見るから感動するんだろうな。こういう出会いがあるから、ダイビングを続けていきたいと思う」と大満足の様子。最終日もウエイクボードなどのマリンスポーツを楽しみ、ランチはBBQ。

「月刊ダイバー」のインターネットサイト「Diver Online」（登録無料）にはロケの裏話が掲載されているが、スタッフは高木について「BBQの撮影では『僕やりますよ』って、ずっと焼き係をしてくださったり、『大丈夫ですか？　荷物持ちますよ』とさっと手を差し伸べてくださったり……ホント優しい方です」と高木の気遣いが紹介されている。高木は沖縄滞在中に23歳の誕生日を迎えたそうで、サイトにはバースデーケーキの写真や、ロケ用のウェットスーツについての秘話も掲載されている。

今回の特集についてファンはネット上で「ゆうにゃんの趣味が仕事に繋がった！」「ゆーやん、おめでとう！」と歓喜。なかなか見られない素顔に「海の中でもかわいい」「ゆーや、こんな顔するんだ……」と驚きの声もあった。「体はゆる～いね～（笑）、油断してたね（笑）」などと、少し大きくなった体へのツッコミもありつつも、やはり高木のはしゃぐ姿に「幸せそうなゆーやを見るのが幸せ」との声が最も多かった。本誌を“ゆーやんの特集だから”という理由で初めて手にした人もいるだろうが、高木は誌面で「将来、奥さんになる人にもダイビングをやっていてほしいな」と話していたので、これを機にダイビングを始めるファンも多そうだ。

「月刊ダイバー」では、これまでにTOKIO山口達也や関ジャニ∞安田章大が表紙を飾っている。高木は昨年末発売の「月刊TVガイド」2月号（東京ニュース通信社）で、「コラボしたい人」として安田の名前を挙げ、「ダイビングとかすごくうまいし、いつか一緒にもぐりたい」と話していた。高木の今後の活躍はもちろん、2人の“コラボダイビング”が特集される日も楽しみだ。