ほら、ニカちゃんはズレてんのが魅力だから！

8月22日放送の『MUSIC JAPAN』（NHK）にV6とKis-My-Ft2が出演しました。それぞれ新曲を引っさげての登場でしたが、トーク場面も大いに盛り上がりました。

V6は番組の納涼企画「金魚で涼もう」に登場。金魚すくいに挑戦しました。まずは練習ということで、メンバー全員が巨大な水槽を囲みます。しかし場所によっては金魚たちが水槽の底にいて、すぐには捕まえられないことも。まさにその状況にあった坂本昌行が「オレんとこ誰もいねえんだけど」とつぶやくと、おそらく初対面であろう金魚すくいの名人・高田守氏が笑いながら「金魚に嫌われてるんじゃないですか？」と坂本を一蹴。坂本は“ハァ？”という表情で高田氏を見上げ、一気に不穏な空気に。しかし本当に金魚に嫌われているのか、坂本の前には本番もまったく金魚が集まらず。「あれ？　ほんとオレんところいなくなるんだけど！」と寂しそうでした。

またメンバーの仲の良さが伝わる場面も。それぞれが金魚を入れるカップを水に浮かべていたのですが、長野博は隣で奮闘する井ノ原快彦のカップをわざと遠くへ押しやって邪魔をします。すると井ノ原は、「ちょっと長野くん！　長野くんなにすんだよ！」と大げさに叫び、2人は無邪気に笑い合っていました。また同様に隣り合わせていた森田剛と三宅健は「お前なんでこっち来んだよ！」（森田）、「そっちに金魚がいるからでしょうが」（三宅）、「近いよ！」（森田）とイチャつき、岡田准一が「仲良くしろよ～」と割って入ったりと、ファンにはたまらないシーンもありました。

さて「V6金魚すくい大会」の結果はというと、井ノ原が11匹でダントツ1位！　最下位は3匹の森田で、「1人邪魔が入って……」と三宅のせいに。優勝した井ノ原には「丹頂」という金魚が贈られましたが、さすが、もうすぐ2児のパパとなる彼。「やったあ！　水槽ありますんでウチ」と大喜びです。

続いて番組MCのPerfumeはKis-My-Ft2の楽屋を訪れます。「最近ハマっていること」を尋ねられると、玉森裕太は「移動中に使ってる枕」と答えます。なんとその枕は「かぶるタイプ」だそうで、玉森によると顔の部分は穴が開いており、さらに左右から手を入れて突っ伏して眠ることも可能だとか。藤ヶ谷太輔と横尾渉は実際に使っているところを見たことがあるのか、顔を見合わせ、手を叩いて大笑い。この特殊な形状からして、玉森愛用の枕はおそらく「Ostrich Pillow」という商品。これさえあればいつでもどこでも安眠できるとのことですから、多忙を極めるアイドルにはもってこいです。でもこの宇宙服のヘルメットさながらの枕を頭からすっぽりかぶっている玉森を想像すると、シュールすぎて笑えますよね。

また「風呂がすごい好き」という藤ヶ谷がハマっているのが「バスソルト」。藤ヶ谷は「今日はこれだな！」と、その日の気分によって5～6種類を使い分けているのだとか。が、これに対して北山宏光が放った珍発言が「バスソルトって、『何味』みたいなのあるの？」。すると後列に座っていた千賀健永、宮田俊哉、二階堂高嗣、横尾の4人が「味じゃない！」「香りとか！」と全員そろって猛ツッコミ。Purfumeも「後列のツッコミがすごい……」と気圧された様子で、藤ヶ谷は「1つ言うと4人いっぺんに来るから、たぶん音声さん大変ですよね」とスタッフに同情していました。

そしてこの日1番似合わない発言をしたのが二階堂。なんと彼は「お風呂上がりにクラシック聞いてます」とのことで、本人もしゃべっていておかしいのか半笑い。一体誰の曲を聞いているのかというと、「『ベートーベン』とか『モーツァルト』とかあるでしょ？　オレそれじゃなくて、もっと（みんなが）知らないの聞こうと思って」とドヤ顔。しかし実際聞いているのが「『ヴィヴァルディ』さんとか、『四季』の春夏秋冬とか聞いてんの」。これにはメンバーも「有名だよ！」と口を揃えていましたが、それにしてもヴィヴァルディ“さん”って……。二階堂なりにヴィヴァルディに敬意を払ったつもりなのでしょうか。

また北山が「（風呂上がりクラシックの）良さ伝えてよ」と言うと、「例えば『トルコ行進曲』とかさ、小学校の時聞いたでしょ？　今聞くとまったく違く聞こえるからね！」と二階堂。ここでPerfumeのあ～ちゃんから「どんなふうに違うんですか？」とツッコまれて、二階堂が出した答えは、「……踊れる！」。メンバーは大爆笑です。「これギャグじゃない！　これホントにハマってること！」と必死でフォローしていましたが、もちろんギャグにしか聞こえません。

レギュラー放送中の『キスマイBUSAIKU!?』（フジテレビ系）では、あまりに的外れな言動で毎回スタジオを爆笑の渦に巻き込んでいる二階堂。今回もちょっとインテリぶってみたら大ヤケドを負ってしまったわけですが、この「イタさ」が好きだという人も多いはず。今後も彼らしいトークで視聴者を楽しませてほしいものですね！