＜ジャニーズ　ぶっちゃけ発言＞

――ジャニーズアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
中居正広（SMAP）

「僕もそのオーディション受けましたけど、落ちました」

最近のSMAP中居正広の発言に、真のかっこよさを見る瞬間がある。もちろん、そういった場面はごくごく稀でしかないが、SMAP若かりし時代の苦労話をサラリとするときの中居は、この上なくかっこいい。18日放送の『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）の中でも、そんな中居を見ることができた。

この日、ビストロSMAPのコーナーにゲスト出演したのは、渡辺えり・木野花・美保純・片桐はいりといったベテラン女優の4人。SMAPメンバーと過去の共演の有無の話題になり、渡辺を筆頭に大盛り上がり。美保が「私、『盲導犬』の舞台稽古を見学に行ったとき、17歳ぐらいの木村（拓哉）さんがいて、すごい少年だと思って……」と興奮気味に話すと、自然なトーンで「僕もそのオーディション受けましたけど、落ちました。木村くんが見事に……。ハイ」と中居が切りこんだ。

スタジオ内からは笑いが起こったが、女優陣は感心しきり。渡辺は「へ～。オーディション受けてたんだ～」と驚きを口にすると、さらに「オーディション、死ぬほど受けてましたからね。舞台、ドラマ、映画……」と中居がサラリと続ける。香取慎吾も「みんなで（オーディションに）行ってました。“頭を坊主にする役なんだけどいいか？”と聞かれて、端っこの人が最初に“はい”って言ったら、残りのみんなは“え～!?”と思ったけど、次から次へと“はい”って答えた。結局“帰っていいよ”って言われて、選ばれませんでした」と残念な方の話を膨らませた。「そういう時代あったんだぁ」と木野もしみじみ。芸能界の大先輩ですら知り得ないSMAPの下積み時代がまたひとつ明らかになった。

オーディションを受けていたという苦労話に留まらず、木村が受かったオーディションに自分が落ちたことまで暴露するとは……ここまで自分を落とすことができる大人な中居がかっこいい。これは、SMAPが本当のスターになった証しなのかも？