新生KAT-TUN発動も、実は互いに不満ばかり!?

2013.12.4

新生KAT-TUN発動も、実は互いに不満ばかり!?

うえぽ、餓鬼みたいな食べ方しないで……

12月2日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)、「日本の男オールスター2時間スペシャル」に、4人となって初のミニアルバム『楔-kusabi-』を発売し、本格始動したKAT-TUNが出演しました。この日彼らに用意された企画は「KAT-TUNのリアル不満007」。再出発を果たした4人の絆を深めるべく、メンバー同士が不満をぶつけ合うというものでした。

「事あるごとに話し合いはしてきてますから」(亀梨和也)、「ホントに(不満は)ないと思います」(中丸雄一)と自信満々のメンバーたち。が、フタを開けてみれば、実は全員がそれぞれへの不満を抱えていました。上田竜也は中丸について「一緒にご飯に行っても面白くない」と激白。上田いわく、中丸はメニューを選ぶなり食事前に買った本をずっと読んでいるらしく「だから会話せずに食べるだけみたいな。それはちょっとないんじゃないかな」と訴えます。中丸は「中学生ぐらいからの仲なので、仲が良すぎてそういう時間が発生してしまいますよね」と前向きに開き直ってみせますが、レギュラー陣から「『昔から知ってるから』は関係ない」と指摘され、「わかりました」と素直に認めていました。

また田口淳之介によると、中丸は現場であいさつをしても「10回に2回ぐらいしか返ってこないんですよね」「機嫌が悪い時はシカトですよね」とのこと。これが本当ならば心配ですが、中丸は「なんでウソつくの!?」と憤ります。中丸は田口について「このネタを言ったらお客さんが喜んでくれるからと、優先順位を変えることがある」と指摘。虚言癖疑惑が浮上した田口は「ウソはついてないですよぉ~」と口をとがらせますが、中丸は「こういうのはさ、ホントにちゃんとやろう!」と首に血管を浮き上がらせながら激怒。

しかしここで亀梨が「無視というよりも、田口のテンションにも問題がある」と言ったことで真相が明らかになります。ツアー中など、ホテル泊まりで朝も早い時はさすがにテンションが低いというメンバーたち。しかしそこに元気な田口が「おっはよー!」と飛び込んでくるため、メンバーは「ウッス……」と小声でしか返していなかったよう。そこで、今後は田口のテンションに合わせたあいさつをすることに。試しにやってみたところ「すごい気持ちよかった」(中丸)、「ちょっと田口のこと好きになりました」(亀梨)と一気に和解。これが続けられると良いのですが……。

また中丸と亀梨の上田への不満は「食事」に関するものでした。普通、焼き肉屋では頼んだものを皆でシェアするものですが、「でも彼は、ホルモンを1皿頼んだら、その1皿をすべて自分で食べるんです!」。上田は食べるのが速いらしく、メンバー以外の人に指摘されることも。「これは申し訳ないですね……そういう体質なんですよ」「危機感があって。ご飯食べることに対して」と食への欲望が強すぎることを吐露します。ネプチューン・堀内健は、中丸がいちいち上田の手を止めることを提案。荒療治ですが「たしかに、こうしてもらわないと止まんないんですよホントに!」と上田が言うので、今後はこれを実践することになりそうです。

続いては田口への不満ですが、亀梨は田口を「末っ子キャラでマイペース」としながらも「コイツ自分がお腹いっぱいになったら、帰りたいオーラむんむんに出すんですよ!」とご立腹。中丸も「鍋とかでも、ちゃんぽんのタイミング自分でやりますね。雑炊とか」と、田口が勝手に締めに入ってしまうと指摘します。しかしながら田口の言い訳はやっぱり子ども。福岡ではモツ鍋が食べたいのに、水炊きを食べに行くこと自体が不満らしいのです。多数決で決定したことに合わせるのは当然。しかもひとりでモツ鍋に行くのは「やっぱり寂しい」。「だとすればルールに従わなきゃいけないから」「不満言っちゃだめよ」と芸人たちに諭されて、田口はようやく「大人げなかったな」と反省。もう帰りたいオーラを出さないと誓って解決となりました。

また普段はそんなにおしゃれでなく、ゆったりとした服装を好む田口。しかし中丸によれば「仕事の裏側に密着」といった仕事ではカメラを意識して「すっげぇオシャレな格好してくるんですよその日! それが気に入らないです」とのこと。田口はカメラが入ると、帽子、黒ぶちメガネ、タイトジーンズに変身。田口は格好つける理由を「マジに言うと、やっぱファンにかっこいいところを見せたいっていうところがあって」と恥ずかしそうに告白しますが、「だとしたら普段から街とか歩くんだから、そう(かっこよく)思われるように毎日やっとけばいい」と亀梨。中丸や上田もこれに頷いていました。

さて最後は亀梨ですが、なんと上田のみ不満ボタンを押さず。不満はあっても「言えないっす。なんか、怒られそうで」と、亀梨に恐怖心を抱いているようで、上田は周りから後押しされてようやく「しゃべりとか、熱入ってくるとワーッってしゃべるんですよ。それが面白かったらいいですけど」と不満をぶちまけます。さらに中丸も「たしかに長いよな。脱線してまた戻ったりするんですよね」と同意。亀梨は「終わらせないとスッキリしないんですよ」とのことでしたが、有田から「亀梨くんがちょっと面白いのを入れていこうとか思った方がいい」と諭されていました。

またスポーツキャスターも務める亀梨に対し、「毎日熱心にスポーツ新聞とか読んで、なにを聞いても返ってくる」とその努力を認めつつも不満を抱いているのが田口。田口が「イチローの記録すごいよね!」などとスポーツ選手を呼び捨てにすると「イチローさんだろ?」と注意してくるらしいのです。しかしついそう言ってしまう亀梨の言い訳にも一理あり。例えば地元の友だちから「『メンバーの中丸さぁ』とか言われてもカチンとくるんですよ。オレのメンバーだし。『中丸くん』とかじゃないの? というのはあります」とのこと。自分の大切にしているものを守りたい気持ちの表れなのかもしれませんね。

冒頭、レギュラー陣から「何か(人数)減ったね~」「ゾロゾロってイメージだったのに今スカスカ!」などとイジられまくったメンバーたち。それぞれへの不満はその都度解決しながら、10年後も4人のKAT-TUNであってほしいものです。

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