Sexy Zone初の冠レギュラーバラエティ番組『Sexy Zone CHANNEL』(CS放送フジテレビTWO、隔週水曜午後10~11時)が、2月26日にスタートしました。Sexy Zoneが体を張る「肉体派チャレンジ企画」や、メンバーがやりたいことをやるだけの「プライベート企画」を行っていくという同番組。初回放送では、これまであまり目立つ存在ではなかった松島聡が数々の名シーンを生み出すなど、5人の新たな魅力が開花しました。
番組のオープニングは、手持ちカメラを持ったスタッフが、Sexy Zoneの楽屋を訪ねるところからスタート。スタッフから「聞いてます? みなさんの冠番組が始まりました」と告げられた5人は、「ありがとうございます!」「頑張ります!」と元気に返答。しかし、不意打ちの撮影開始に戸惑ったメンバーが「始まり方、なに?」(中島健人)、「これオープニングですか?」(マリウス葉)、「メイキングでしょ」(菊池風磨)と突っ込むと、スタッフは「以前やったドキュメント(番組)の時に健人くんが『ゆるいバラエティやりたいな』って……」と、番組の趣旨を説明。とはいえ、中島本人も「“ゆるいバラエティ”って言ったけど……これがオープニング?」と思わずビックリ顔です。
さて、記念すべき1回目の企画は、ボルダリング。スタッフいわく「(芸能界で)トップに立って欲しいなぁ」という意味を込めて企画されたそう。松島が「頂上まで登るってことでしょ?」と、問いかけると「下ネタか!」と謎の茶々を入れる中島。「こういうのもアリなんでしょ?」としたり顔を見せますが、佐藤勝利は「アリだけど、意味わからない」と冷静。メンバーの地上波ではなかなか見られない暴走もこの番組ならではのようです。
今回、Sexy Zoneが挑戦するボルダリングは、ロープを使わないシンプルなフリークライミング。メンバーはさっそくインストラクターの指導のもと、初心者向けのコースで着地の練習からスタート。1人ずつ手と足を使って恐る恐るホールド(壁を登るときに掴む石のようなもの)を移動して行きます。
初歩を学んだ後は、目印がついたホールドを登り、頂上のゴールを目指すコースに挑戦。失敗して降りてしまいながらも勝手に2回目のチャレンジを始めるマリウスや、へっぴり腰で移動する菊池、難なくクリアして「あれ? 難しかった?」とウザキャラになる佐藤など、ボルダリングを通じて今までに見たことのないSexy Zoneの姿が垣間見れます。5番目の挑戦者・松島は「腕の力が抜けてきた」などと弱音を吐いてメンバーを心配させますが、「(ゴールまで)行けんじゃん!」と声をかけられた途端、思わず「ああ、イク~!」と、雄叫び。その瞬間、中島&菊池は倒れ込んだり飛び跳ねながら大爆笑し、「人間の極限状態に追い込まれた時、面白すぎる!」(菊池)と、本当に楽しそうです。
続いて、難易度がアップしたコースに挑むことになりますが「これでダメだったら、番組自体終わり!」(中島)、「番組をかけて誰かが成功しよう」(菊池)と、1回目にしていきなり番組の存続をかけた展開に。ところが、メンバーはことごとく失格となり、ラストの松島に期待をかけた中島&菊池は土下座で懇願。松島は「OK。じゃあ、ちょっと黙ってて」とクールな反応を見せた割に、まさかの開始2秒で失格! これには全員が「それはないわ!」と、倒れこんで大笑い。先ほどまでの意欲はどこへやら「人間はムリなものには挑戦しない方がいいと思う」とつぶやき、またも松島が“オイシイ場面”を作っていました。
まさかの番組終了危機を迎えたところで、すかさずスタッフが「先生に(松島が着ている)黄色のジャージ着てもらって、松島くんのフリして……」と“インチキ”な提案。仕切り直して2回目の挑戦では、順調に登り続ける“松島”の後ろ姿を、本物の松島が見守るというおかしな画に。裏で先生と“交代”して上から降りてきた松島は、まるで自分の手柄かのように「あのね、ムリだと思っても挑戦すべき」と、名言を残していました。
そして、この番組なりのゆる~いルールで無事に番組存続を死守した5人は、命綱をつけて高さ15メートルの本物の岸壁に挑戦。先のコースではゴールに辿りつけなかった中島は握力が残っていたのか、見事に成功。佐藤、マリウス、菊池は失敗してしまいますが、Sexy Zoneの“ホープ”としてトリに選ばれた松島の挑戦場面では、メンバーの心が1つになり、崖の下から松島にエール。目標の中間地点に到達してロケが無事に終了すると、松島は「これを記念にちょっと自分に自信がついたというか」と、清々しい表情です。
エンディングでは、今日のロケを振り返って「笑いあり、感動ありで楽しい番組になりそう」(菊池)、「あきらめないことを学んだ」(佐藤)、「Sexy Zoneはこれからもあきらめません!」(中島)と締めくくっていました。
王子様キャラを維持しつつも大はしゃぎする最年長・中島、ところどころで小ボケをかます菊池を見て「自由にやりすぎなんじゃないかな!?」と指摘するしっかり者の佐藤や、マイペースに動く最年少のマリウス、「乳酸」と「ヒアルロン酸」を言い間違えるなど、何度も現場を盛り上げた松島……と、それぞれの個性豊かなキャラクターが発揮されていた『Sexy Zone CHANNEL』。スマートフォン向け放送局「NOTTV」でも3月2日から放送され、NOTTVでしか見られないオフショットコーナーもあるとか。番組を通じてSexy Zoneがどんな経験を積んでいくのか、今後の展開が楽しみです。
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