つよぽんのダメっぷりは、多くの後輩に道を示したよ！

＜アイドル誌チェック!!＞

大野智主演ドラマ『死神くん』（テレビ朝日系）や、二宮和也主演ドラマ『弱くても勝てます～青志先生とへっぽこ高校球児の野望～』（日本テレビ系）など、嵐のメンバーが出演する番組のレポートが充実している「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）5月5日号。

その中でちょっと毛色の変わった番組にチャレンジしているのが、日本の食文化を紹介するスペシャル番組『相葉雅紀のNFJ（ニッポンフードジャーナル）』（NHK総合、4月29日放送）で、キャスターに初挑戦した相葉。グレーのピンストライプのスーツできめた写真だけを見ると、いかにも仕事ができそう……な雰囲気に見えるのですが、収録後の本人は「いつもと違う僕を見ていただこうと思っていたのに、結局はいつもと同じ感じになっちゃった感じなんですよねぇ」と苦笑い。製作サイドからは“相葉さんに、きっちり仕切ってもらいます！”とコメントがあったそうですが、それを聞いた相葉が「どうりでアナウンサーの與芝（由三栄）さんがなかなか話に入ってきてくれなくて『あれ？』って思ったりもして。時々は『ここは僕がしゃべるの？』と焦ったり」と語るなど、だいぶトホホな収録だったよう。本人曰く“仕切れてないなりにすごく楽しかった”そうなのですが、『NEWS ZERO』（日本テレビ系）でキャスターとして活躍中のメンバーの櫻井翔の背中は、まだまだ遠いようです。

今号の表紙は、ナレーター＆MCを務める『僕らの音楽』（フジテレビ系）が、放送開始から通算500回を迎えたSMAPの草なぎ剛。本人曰く「10年！　ウソ、そんなにやってたんだ」という軽～いノリでスタートしたインタビューですが、話題が“SMAPの音楽”に及ぶと、とたんに饒舌に。例えば草なぎのソロ曲「5月の風を抱きしめて」が、SMAP出演のコント番組『愛ラブSMAP！』（テレビ東京系）で使われたのをきっかけに人気上昇したという話から「そういう、棚からぼたもち的な曲って、実は結構あるね。（中略）だからそう！　僕が、“棚からぼたもち”の元祖なのよ！」「舞祭組の彼らは、今、中居（正広）プロデューサーの下でやってますけど、俺は、プロデューサーなしで最初に棚ぼたの恩恵にあずかったアイドルだから！　言ってみれば舞祭組の師匠ですよ（笑）」とヒートアップ。

そんな冗談の後には、“SMAPの長男”中居のプロデューサーとしての手腕が垣間見られる話題も。SMAPはデビューからしばらくは木村拓哉と稲垣吾郎がドラマ班、残りの3人がバラエティ班というくくりで、中居や香取慎吾と違い、トークがやや苦手な草なぎは「もう毎日どうしていいかわかんなくて」戸惑っていたのだそう。そんな中、中居はコンサートで草なぎのソロコーナーを提案したりと売り出し方を考え、さまざまな場所で「剛は5番目の男だから」とアピールしてくれていたのだとか。現在は俳優や司会者としても一定の評価を得ている草なぎですが、「（その当時）中居くんにはいつも背中を押してもらった」と懐かしそうに振り返っています。そのほかにも、SMAPの音楽性やダンス、そしてグループの今後などを大いに語っているので、必読です。

さて、草なぎのインタビューでも話題に上った舞祭組の4人は、4月24日＆5月1日にオンエアの『いきなり！黄金伝説。』（テレビ朝日系）のロケで、伊豆諸島・式根島での0円生活に初挑戦。レギュラー出演者の濱口優やビッグダディこと林下清志らとともに参加した収録後のインタビューでは、ウツボまでおいしく調理できる横尾渉の料理上手な一面が話題に上っていたのですが、“生活力のなかったメンバー”として槍玉に挙がっていたのが千賀健永。料理はできないまでも、島の人に交渉して食料を調達してそれなりに働いていた二階堂高嗣らと異なり、前半はほとんど見せ場がなく「途中ガチで落ち込んでたもんね」（二階堂）、「完全にメインカメラから外れてたもんな！」（濱口）など、散々な言われよう。

当の千賀は「デカい魚を釣ってカメラに映るのを目標にしてましたね」と半ば諦めモードだったそうですが、そんな彼に番組後半、ベテランの濱口も「どえらいもん見せてもうたんで（笑）」と語るほどの見せ場とアクシデントが同時にやって来たのだとか。千賀の活躍ははたしてオンエアされるのでしょうか。期待しましょう！