自分たちの女装姿に引く、ニカ千

＜アイドル誌チェック!!＞

「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）6月9日号、創刊35周年を記念した人気企画「メモリアル・ランキング」では、2009年6月8日号に掲載された嵐のシングル「明日の記憶／Crazy Moon～～キミ・ハ・ムテキ～」のインタビューをプレイバック！　目線ありのいかにもアイドルらしいグラビアはもちろん、5人が小道具を使って遊んだり会話している様子を押さえたショットなどでは、仲良しの嵐ならではの表情に注目です。

インタビュー中に小道具のミニカーで遊び始めた大野智に櫻井翔＆二宮和也から「リーダー、やめてもらえます？（笑）」とツッコミが入ったそうですが、仕事中にミニカーで遊び始めるアラサーを想像すると自由すぎますね。そして自由といえば、「Crazy Moon～」がロックダンスを踊るナンバーだったため、櫻井と一緒に振付を練習したという相葉雅紀。当時は舞台『グリーンフィンガーズ』の稽古期間中で、櫻井をかなり待たせて練習に入ったそうですが、いざ踊りだすと割とすぐマスターしてしまったそうで、「よし、疲れたからあがるか」と短時間で練習を切り上げたとか。そしてさらに、同じ日に練習に誘われていた松本は「やらない」と一言答えて帰ってしまったそうで、意外にこの人が嵐におけるMr.自由人なのかもしれません。

SMAP・稲垣吾郎が、主演ドラマ『Dr.検事モロハシ』（7月1日、フジテレビ系）が約2年ぶりに復活するにあたりインタビューに登場。稲垣演じる諸橋政志は医師免許を持つ検事で、普段は飄々としたキャラクターに見えるけれども実は正義感あふれる人物、という設定です。本人は「ここ5年くらい、ヒーローみたいな役はやっていなくて。ちょっと変わり者だったり、悪役だったり、カツアゲするお兄ちゃんばかりだったんで、もうそういう役柄しかこないかなぁと思っていたんですよ（笑）」と、ちょっとうれしそうに語っています。前作では、白衣を脱ぎ捨てて検事姿になるキメのシーンがスローモーションになるなど、いかにもマンガ原作らしい演出が話題になりましたが、「今回も演じてて、かなり恥ずかしいシーンがいっぱい」（稲垣）とのこと。さらに温泉での入浴シーンも撮影済みだそうで、他のドラマでは見られないさまざまな姿を堪能できる作品になりそうなので、期待したいところです。

今号では中居正広が司会を務める音楽バラエティ『UTAGE！』（TBS系）がフィーチャーされていますが、最近はグレーのサラリーマンスーツ姿もすっかり板についてきた舞祭組の4人がインタビューにも登場！　今号では番組中の注目企画である“ハモタイム”（パフォーマンス中のハモリ）をお題に語っているのですが……。

4人の中で、ハモリのキーを決めるなどリーダーシップをとっているのは千賀健永だそうですが、本番直前に質問をされるとテンパりすぎて「俺もわかんなくなっちゃった」となるのが恒例だそう。ほかにも「横尾さんの場合、ハモリのほうがキーが取れる」（宮田俊哉）、緊張と焦りで滝のような汗をかく宮田に対し「近くに座った女性アーティストが、流れる汗を見て引いてる」（二階堂高嗣）、「この4人が過去に歌番組で歌った曲のパートを全部集めても『UTAGE!』で披露した歌の分量のほうが多い」（千賀）など、トホホなエピソードが続々。

インタビュアーの“みなさんいろんなツッコまれどころを持っていますね”という言葉に、「単純に、タレント力がないだけです（苦笑）」（横尾渉）、「ジャニーズって、キメるときにキメるじゃないですか。でもキメられないのが俺らなんです」（宮田）と答えているのですが、その“ヘタレだけど一生懸命”な雰囲気が、舞祭組としての味になってきているよう。

横尾が“舞祭組でカバーアルバムを出せるぐらいになりたい”、千賀も“いつか「舞祭組、うまい！」って言ってもらえるようになりたい”などと、舞祭組としての夢を語っていた4人。企画モノとしてスタートしたグループですが、意外に息の長い活動で楽しませてくれそうな予感もあるので、今後もなにかと目が離せません！