ダンス技術が生きる時代劇をお願いします！

＜アイドル誌チェック!!＞

「Myojo」2014年7月号（集英社）、まずは、カッコイいい・かわいい写真が多いグラビアページの中から、気になる写真をチェックしていきましょう。

「ワクワク×ぽかぽかNEWチャレンジ」というタイトルで、2人1組になってさまざまな遊びを楽しんでいる姿を撮られているのは、Hey!Say!JUMP。山田涼介＆有岡大貴は2人乗り自転車で春の陽気を駆け抜け、知念侑李＆高木雄也はボルダリングに挑戦！　といった具合にアイドル誌王道のさわやかすぎる写真が並びます。そんな中で異彩を放っているのが、中島裕翔と岡本圭人のページ。互いにヘアセットをし合う、という展開が広がらなさそうな企画なのですが、案の定ツンツンに立てたスタイルやヘアチェーンを巻いた七三ヘアといった奇抜な髪形を写すだけのページになっていました。素材はいい2人なのに、なんとも残念なオチに……。

A.B.C-Zは、それぞれが自分の出たい映画のポスターを、かなりガチンコで撮っています。橋本良亮は「橋生結弦（はしにゅう・ゆづる）物語」という、聞き覚えのあるような名前のフィギュアスケート選手の映画を撮りたいのだそう。なんと「人類初の5回転ジャンプに成功」した逸材なのですが、ポスターに添えてあるのは「もっとモテたい！　…そう思ったら自然と回っていたんです」と下心満載の一言。どこかで見覚えのあるような“への字ポーズ”や“イナバウアー”を、ギギギと音が聞こえてきそうな硬い体で頑張ってポージングしています！

塚田僚一の妄想主演映画は『夏面ティーチャー』。これはKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が主演したドラマ『仮面ティーチャー』に登場した、金髪先生（塚田）とまったく同じビジュアル!!　いろんなものをパクったことを少しも隠さない潔さは見習いたいもの。ちなみに、「主人公はラーメンで悪人をお仕置きする」とのことで、必殺技は「ラーメンチェーン」だそう。塚田は学園ドラマと言っていましたが、どちらかといえば戦隊モノ？

そしてこの企画で一番ハマっていたのが、五関晃一の妄想作品『沖田総司現る～現代編～』。物語はタイトル通り、新撰組の沖田総司が2014年の日本にタイムスリップしたら……という内容。決して正統派のイケメンではなく、顔立ちも「昭和以前の臭いがする」と言われている五関ですが、ハチマキを巻いて刀を持ち、きりっとしたたたずまいがとても似合っています。五関のビジュアルを生かす道はここにあり！　といった感じなので、ぜひとも今後は時代劇の仕事を増やしてほしいもの。

インタビューは、自分の思わぬ一面を語っているNEWSのページを見てみましょう。先日、メンバー4人で音楽番組『LIVE MONSTER』（日本テレビ系）に出演した際に、「怒るポイントがわからない」とメンバーから恐れられていた増田貴久。このインタビューでも、彼の気難しい一面が表れています。

「俺ってキレイ好きとか几帳面なイメージがあるかもしれないけど、なんでもかんでもそうっていうわけじゃないの」と、弁解から始まったインタビュー。増田によると、落ちたアメは拾って食べ、服にコーヒーをこぼしても気にしないそうですが、こぼしたものが牛乳やカレーうどんの汁、揚げ物だったら嫌で、ラーメンだったら▲だそう。『LIVE MONSTER』でも、新品のバッグの横で加藤シゲアキがカレーうどんを食べていたことにご立腹でしたが、増田の宿敵は「カレーうどん」のようです。

ここまででも独特すぎる衛生観念ですが、さらに驚くのは食事の際のエピソード。飲み物にレモンを絞ったところ、手をふくのが面倒で、コップの中に手を入れてフィンガーボールのように指を洗ったのだとか！　これから口に入れる飲み物の中で手を洗うのは、決してキレイ好きとは言えないような……。やはり増田のNGポイントは他人にはわかりづらいもののようです。

普段を自分を短気と分析しているのは加藤。「ささいなことで腹が立ったり、そうやって感情的になっている自分にムカついたり」と感情をコントロールできない自分にまでイラついているようです。とはいえ、ムカついた話をそのまま周囲の人に伝えると笑い話にならないので、「あんたバカじゃないのっ！　だから言ったじゃないのっ！」と“オネエキャラになる”ことで、ストレスを発散しているよう。これまで、ファンのマナーや後輩の言動に苦言を呈し、たびたびファンを巻き込んだ大騒動を起こしている加藤。プライベートだけで使っているオネエキャラを解放し、ファンにもオネエ言葉で注意を促した方がすんなり聞いてもらえるかもしれませんよ！