ジャニーズ研究会のサイト内で行った、読者アンケート「嵐の15周年記念番組で一番面白かったものは？」（2014年11月11日～18日実施）に多くの投票をいただきまして、ありがとうございました！　11月に怒涛のごとく放送された嵐のデビュー15周年記念番組のうち、ファンの心に響いたのはどの番組だったのでしょうか。早速結果を見てみましょう！

■第3位『嵐にしやがれ』

ハワイでのメンバー一人ひとりの自由時間に密着した『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）。11月1日・8日と2週にわたり放送され、ボリュームはたっぷりでしたが、残念ながら3位。

それでも、「5人のそれぞれの過ごし方が見れたから」「『嵐にしやがれ』1日目の構成が大変個々に違って楽しく興味深く良かった」「みんな個性があった。大野智くんは海外でも釣り、櫻井翔くんは全部の観光地を見るために前々から計画済み、相葉雅紀くんはなにか新しいことに挑戦する、二宮和也はどこに行ってもゲーム……しようと思ったらまさかの仕事（笑）。でもコンサート終了後の会場に行くという目的ができて良かった。松本潤くんは服のこだわりが強いからショッピング。2週間ともずっと笑わせてもらいました！」と“いつもの嵐”を楽しめたという声が多数。「翔さんの弾丸ツアーが楽しすぎた」「分刻みのスケジュールのこなし方が見れて、短い時間にたくさん内容が詰まっていて良かった」と、櫻井のせわしない旅を支持する声もありました。

■第2位『VS嵐』

メンバー全員でアロハシャツを買いに行ったり、スーパーに行ったりと“嵐メンバーの日常生活”が垣間見えた『VS嵐』（フジテレビ系）が2位。「メンバーの素の言動は貴重です。 さりげなく運転したり、買い物袋を持ったり、好きなものを買ったり」「テレビでは見たことのない嵐の姿が見れたので、1番面白かった」「みんなが素で、バカなことをやってるのが一番多かったから。メンバーが運転するとか、プールに落ちるとか、きゅんきゅんポイントが多くて楽しかった」と、自然体のメンバーはファンにとってはお宝映像。

そして、この番組のハイライトはなんといってもリーダー・大野の涙。「プライベートの感じを醸し出しつつ、重くならず楽しい雰囲気と、真面目に語り合う部分の両方があって良かったです。嵐のファンではないですが、たまたまみていて号泣してしまいました」「翔くんを見ると泣いちゃうという大野くんにもらい泣きしました」「ほんとに信頼し合って、心を許し合っているのが伝わって来た。じゃなきゃ、あんなに泣けないと思う」と番組を見ながら号泣するファンも多かったよう。

「5人が5人で自由に過ごす。なにをやってもいいというスタイルだからこそ見えた、各々の気遣いや動き、表情があった」「ただの仕事仲間だけじゃない絆の強さや仲の良さを見れた」「大野くんの涙が“こんなに恵まれていていいのか”という理由だったのも素敵でしたが、なにをするにも自然にメンバーを思い合える嵐の皆さんを改めて感じることができました」と日常のワンシーン中でも、互いに気遣い合うメンバーの仲の良さが伝わったのもこの番組の魅力でしたね。

中には、「翔さんが、黄色い歓声を上げるファンに『キャーじゃねえよ』とつぶやいたシーン。久しぶりにオラってる翔さんが見られてうれしかった」「櫻井ファンとしては『キャー』と騒ぐファンに対する、櫻井の『キャーじゃねぇよ』というリアルな塩対応がたまらない」と一般的には優等生といわれる櫻井翔の、ファンにしか見せない顔に痺れている古参ファンの声も！

■第1位『嵐　15年目の告白　LIVE＆DOCUMENT』

メンバーによる座談会はもちろん、普段はなかなか見ることのできないコンサートの舞台裏にもカメラが入った『嵐　15年目の告白　LIVE＆DOCUMENT』（NHK総合）。上記2番組とは違った、ドキュメンタリーならではの緊張感のある番組でした。「ウケ狙いではなく、しっかり作られた番組だった」「普段の嵐とは違う、真面目で誠実でメンバー想いな嵐の一面が見ることができた。また、コンサートへの思いや作る過程などを見れたことが印象的でした。いつものバラエティで見せる嵐ではなく、新しい嵐がここからはじまるな、と思いました」「今までとはちょっと違う観点で嵐を見ることができたし、自分達が見てきた嵐っていうのはほんの表面の一部分でしかないのだと思った」と5人の仕事に対する真摯な姿勢を収めたところに支持が集まりました。

特に、ファンの関心は、二宮が腰痛から足の痺れを起こし、そのためにコンサートの演出を変更するシーンに集まったよう。「二宮さんのトラブルに対処するメンバーやスタッフの様子が生々しく興味深いものだった」「ニノの腰痛で急遽演出を変更せざるを得なくなった時の、ニノ、松潤、大野くん3人の連携プレー、判断の速さが見事だった」「どんな状況下でもライブ全体を考えて決断する姿はなかなか見られない裏側」「ニノを気遣うメンバーの優しさ、 コンサート本番中のトラブルであっても 迅速に対応できるなど、嵐の結束の固さと決断力のある、素の状態を見られた気がした」と二宮のプロ意識やメンバーの柔軟な対応力を絶賛する声も。

また座談会では、二宮の仕事に対する姿勢を変えたという大野の「今、目の前にあることをがんばれないヤツがなにをがんばれんだ」という言葉が紹介されましたが、この言葉が視聴者の心をも打ったよう。「私自身の教訓になりました」「この言葉は胸に突き刺さった」「男前だなぁって思った」「やっぱりリーダーは大野くん」とここ一番でグループを引っ張る大野の姿勢・言葉に惚れ直した人も。

バラエティでの笑顔、5人だけの空間で見せた素の表情、コンサートでのプロとしての一面……15周年記念番組で改めて嵐の魅力を発見した人も多いのではないでしょうか。すでに16年目を歩み出している彼ら、20年、30年も記念番組が放送されるようにファンも支えていきたいですね。