「たまにクッション思いっきり殴ってる」というバラエティでの発言も忘れられません

＜ジャニタレ掲載誌チェック!!＞

「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）12月1日号の読者アンケート「Real Ranking」のお題は、あったかいお家デートがうれしい季節ならではの「手料理をごちそうしたい男子Ranking!!」。

10～30代それぞれの女子からぶっちぎりの支持を得たのが、嵐・相葉雅紀。バラエティ番組やCMでの懐が深そうなイメージから「失敗しても完食してくれそう」「何を出しても“うまい”と言ってくれそう」という意見が続出。男を見る目が肥えているだろう30代女子からも圧倒的な支持を獲得しているのが印象的です。

そんな相葉の主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』に関する単独インタビューでは、撮影ウラ話などを交えつつ、相葉の“優しい、怒らない”というイメージに関連する話題も。相葉演じる主人公・光は人に言えない本音を劇中に登場するキャラクター“デビクロくん”に託していますが、相葉自身は本音を「あんまり人には言わないですね。家でひとりで吐き出してます（笑）」「昔は家族とか親しい友だちとかに感情的な部分を見せてたりもしたけど、年齢を重ねるうちに、一度自分で考えて、飲み込んだり消化させたりするようになりました」とのこと。この映画で共演した生田斗真が「相葉くんは昔すごく怖かったです（笑）」と冗談めかして話していたりもしましたが、今の癒やし系キャラは彼の成長と努力の上に成り立っているものなんですね。

ライブレポートのページには、先ごろファイナルを迎えたKis-My-Ft2の4大ドームツアーの、11月7日の東京ドーム公演のもようが掲載されています。Kis-My-Ft2としての楽曲はもちろん、舞祭組などのユニットや玉森裕太、北山宏光、藤ヶ谷太輔それぞれのソロコーナー、宮田俊哉プロデュースの大喜利と企画盛りだくさんだったこのツアー。MC部分が1ページにわたって紹介されていますが、最年長の北山が進行役のポジションになり、7人それぞれのキャラを生かしたトークで笑いを取っているのはさすがです。

例えば「生ガヤ（藤ヶ谷）どうなの!?　じゃ、生タマ（玉森）は？（中略）俺、いつも思うんだけど、みんな玉森に甘くない!?」と観客に問いかけたかと思えば、ステージでも大人しい横尾渉に対し「横尾さん、参加して！　保護者じゃないんだから」「（ずっと同じ立ち位置の横尾に）横尾さん、デジャヴー!?」とツッコミを入れたり、大喜利を含めスベり続きの宮田には「本当に、笑いに関しては何も持ってないよね（笑）」とサラリと毒舌でイジったりと、誌面からもトークのテンポのよさが伝わってきます。ジャニーズのグループの中でも話術が達者な彼らですが、北山はそろそろ単独での番組MCなども期待できるのではないでしょうか？

関ジャニ∞大倉忠義が出演する映画『クローバー』の、動員40万人突破を記念した舞台あいさつのレポートも。この日の大倉は、共演の武井咲と劇中のウェディングシーンを再現するべく、純白のタキシード姿で登場。観客もフラワーシャワーで2人を祝福するなど、会場は大いに盛り上がりました。

同作のイベントが長期間続いたためか、武井とのトークも息がぴったり。結婚式の様子を再現したエンドロールの撮影について「（エンドロールの演出は）何も聞かされてなくて。だから腕を組むとか恥ずかしいわけですよ」「誓いの言葉とか、どこまで（演じた役の）柘植さんでいたらいいのかもわからず」と振り返った大倉への「でも、ずっと柘植さんでいなきゃダメだよね？（笑）」という武井のツッコミにまず観客が爆笑。

劇中のプロポーズが印象的でしたが、“自分ではどんなプロポーズをするのが理想？”という司会者の質問に「えっと、僕は言われたいです」と答えた大倉への、会場の「えぇー」のブーイングを受けて、武井が「でもでも、最後まで聞いてあげてください。これけっこういいんです」と懸命にフォロー。大倉が「女性が、“この人いつプロポーズしてくれるんやろ”って思いながら日常を過ごしてて。しびれを切らして、『ねえ、結婚しないの？』って言われて、『いや、するでしょ』って答えるという」と説明すると、会場が沸き立つ……という具合で、作品とはまた違った2人の関係性がとても微笑ましい会見でした。大倉が毎回劇中のシーンを再現してきたファン垂涎のPRイベントも、映画が公開を迎えてそろそろ終盤。なんとも名残惜しい限りです。