恋人がいたとしても、もうニャンニャン写真が出ないようお願いしますよ！

11月24日放送の『徹子の部屋』（テレビ朝日系）に嵐・相葉雅紀が出演。黒柳徹子の強烈な“徹子節”に翻弄されながら、先日ハワイで行われたデビュー15周年記念コンサートを振り返りました。

「安いチケットじゃないのに、日本からもすごいたくさん（の人が）来てくれて、本当に感謝ですね。ほんっとにありがたいですね」と冒頭から何度もファンへの感謝の思いを口にする相葉。コンサートについて「なかなか日本でできないようなことができた」と語り、中でも花火などの特殊効果は「海外だから規格外。量がハンパじゃなかった」とそのダイナミックさに驚いたよう。しかしハワイから中継された『ミュージックステーション』（同）では「規格外」ゆえのハプニングも。

現地は深夜、それも野外からの中継だったため、リハーサルができず本番一発で放送された同番組。が、「尋常じゃない数の銀テープが降ってきちゃって、僕の足に絡まっちゃって」。その様子を覚えている方も多いでしょうが、相葉は「このためにスタッフさんも来てるし、ここで踊りをやめるのはダメだ」と思い、銀テープが絡まった状態で側転も披露。相葉にとっては「命がけのパフォーマンス」と言うほど大変だったそうです。しかし相葉の足元に気付いたメンバーは歌いながら爆笑。よく想定外のことが身に起きることから「ミラクルボーイ」と呼ばれてきた相葉は、16年目も絶好調です。

しかし実は2002年、19歳の時には「肺気胸」を発症し緊急入院したことも。その当時にハワイで行われたファンミーティングには、出発当日の朝に退院しメンバーとハワイに行くも、4人がステージで歌うのを相葉は袖で見守るのみだったそう。肺気胸は再発しやすいこともあり「これから歌って踊ってってやりたいのに、もう無理かもしれない」とかなり落ち込んだと話します。相葉は同様のことを11月7日に放送された『嵐　LIVE ＆ DOCUMENT～15年目の告白～』（NHK）でも語っており、「病気になった時ね、オレ復帰できないと思ったの。もう終わりだと思ったの。嵐に戻れないかもしれないって」と引退も覚悟していたことを明かしてメンバーを驚かせていました。そのこともあって、相葉は「健康第一」を実感。今は「野菜を取るようにしたり納豆とか発酵ものを食べるようにしたり」「家で腕立てやってみたり腹筋やってみたり」と体に気をつけるようになったそう。

またこの日は、中華料理屋を営む家族についても話題に上がります。現在は弟が継いでいるそうで、両親は相葉の自宅に「作ってやるから飲もう」と餃子の材料を持参したとか。中学生の頃からジャニーズJr.として活動していた相葉は「あんまりオヤジとの思い出がなかったんですよ」と打ち明け、その分「そうやって（一緒に作って）一緒にお酒飲んで、なんかちょっと染みちゃいました、心に」とのこと。忘れられない日になったようです。

しかしながらこの日の番組で特筆すべきは、終盤で炸裂した徹子節でしょう。相葉はメンバーについて「櫻井（翔）さんはほんと頭良い人」「大野（智）さんは天才肌。やっぱり頼れるリーダー」、ジャニーズJr.時代から共に総武線に乗ってレッスンに通い一緒に遊ぶことも多かった二宮和也については「友だち的な感覚も強い」と語り、その後松本潤について「つい最近2人で飲んで、すごい深い話までできて」と話し出したところ、黒柳が「どんな深い話？　女の子のこととか？」といきなりのツッコミ。相葉は「違う違う違う！　違いますよ（笑）！」と動揺していましたが、黒柳はエンディングでも脈略なく「恋人は？」と尋ねて相葉を驚かせます。

国民的アイドルに恋人の有無を聞くというまさかの展開に、視聴者もネット上で「最後の最後に爆弾落としてきて相葉くんの目を泳がせるあたりさすが大御所」「放送終了5秒前に日本を震わす天才」と脱帽。ところが相葉も相葉で、明らかに狼狽しながら「……コイビト!?」「恋人は……秘密です（苦笑）」と答えたのです。この相葉の曖昧な発言は「うそつけない相葉ちゃん」「これ絶対（彼女）いるパターン」「ウソでもいいから『いません』って言ってほしかった……」「だから最近かっこいいんだ」「最近の色気は恋人のおかげ？」とファンに動揺を与えることに……。

今年のクリスマスイブには32歳の誕生日を迎える相葉。年齢的には恋人どころか結婚していてもおかしくないわけですが、それでも、「恋人？　ファンのみなさんです！」のひと言を期待してしまうのが、ファン心理というものですよね。