大人の事情により純情を失い、遊び人になってしまった錦戸さんをご覧ください

＜アイドル誌チェック!!＞

「POTATO」2015年1月号（学研パブリッシング）の表紙は、今年もバラエティにコンサートに舞台にと大活躍だったKis-My-Ft2です。中のページでは、サンタ姿の7人の写真が載っているほか、メンバー全員による座談会で2014年を振り返っています。

そこで話題になったのは、音楽バラエティ番組『UTAGE！』（TBS系）に出演している派生ユニット舞祭組のこと。同番組は、毎週テーマに沿って過去の名曲を選出し、スタジオにゲスト出演した歌手が披露するというもの。舞祭組は番組に登場するたびに、横尾渉をはじめとするメンバーの見事な音痴っぷりでスタジオからは悲鳴や失笑が漏れ、番組を見たファンからも「放送事故」と心配されていました。しかし、いつの間にかそれが大受けし、舞祭組のパフォーマンスは「事故タイム」と呼ばれ、スタジオ出演者も視聴者も手に汗握りながら見守る一体感が生まれるように。

「歌が下手なことを武器に番組に出る」という歌手としては屈辱的な“売り”を手に入れたメンバーですが、実は以外に楽しんでいるよう。特に、今年大ヒットした映画『アナと雪の女王』のテーマ「Let It Go」を披露した際にはファンもざわつくほどのクオリティでしたが、横尾は「あのときはオレが一番うまく歌えたと思う」となぜか得意げで、千賀健永も「同感。全部ファルセットで歌った横尾さんの歌声は、みなさんの記憶に一生残ると思います」となぞのスネオっぷり。

ちなみに横尾はこの番組で、長年“ジャニーズイチの音痴”に君臨していたSMAP中居正広に、「オレよりも歌がヘタ」と認められ、「師匠」という称号まで手に入れました。このことに関しても横尾は「うれしい」と語った上に、「昨日、父親からのメールにも“師匠”って書いてありました」とニンマリ。しかし、そんな横尾に危機感を抱いている人物が！　それはスネオっぷりを露呈した千賀なのですが、彼の危機感は“音痴キャラに安住している”ということではなく、なんと「（横尾は）ちょっとずつ歌がうまくなってきたよね。これはよくない成長だと思う」とピシャリ。どうすれば音痴をキープできるのかは不明ですが、来年も“師匠”の不安定な歌声を期待したいですね。今号では、舞祭組4人だけの座談会の様子も収録されていて、Kis-My-Ft2の時とはうって変わり「（『UTAGE』の）オン・エア見るのもツラくない？」と弱気な発言も。Kis-My-Ft2と舞祭組のときの4人の落差も楽しめますよ。

『ザ･オダサク』『Endless SHOCK』と今年も舞台メインの活動が続いた内博貴。今号では今年の活動を振り返り、少年隊・錦織一清や植草克秀、KinKi Kids堂本光一ら共演した先輩やジャニーズJr.に向けたメッセージをしたためています。インタビューで「手紙にまつわる思い出」を聞かれた内が答えたのは、あの時の出来事。

「今まで印象深い“手紙”は、昔、オレが休んでたときに（錦戸）亮ちゃんからもらったやつ。直筆で、『待ってるからな！』みたいな手紙をくれたの。すごく熱い感じで励ましてくれて、あれはジ～ンときたな」

「休んでたとき」とは、2005年7月に未成年飲酒で宮城県警に補導され、事務所から無期限の謹慎を下されたときのことでしょう。その後、内はジャニーズの研修生に降格となり、所属していたNEWSと関ジャニ∞から事実上の脱退となりました。復帰を待ち続けた関ジャニ∞メンバーと内の言動は度々報じられてきましたが、内の口からこんなにもサラッと当時のことを語られるようになったのは、内・関ジャニ∞それぞれに歩む道が確立されたからでしょう。内も「もう10年ぐらい前かあぁ、早いねぇ」と過去のこととして振り返っています。こうやって気軽に語られるようになったからには、関ジャニ∞メンバーと共演しゆっくり語り合う場を願ってしまうもの。来年はファンの悲願がかなうことはあるのでしょうか？

今号ではほかにも、中山優馬が憧れの俳優ジム・キャリーの新作映画を見に行くために「体を清める」と断食していることを告白したり、ジャニーズWEST重岡大毅が今年2月に公演された舞台『なにわ侍ハローTOKYO!!』で胃腸炎を患い、舞台裏で「ぶっ倒れとった」ことなども語っています。端から端までジャニーズ情報が盛りだくさんの「POTATO」2015年1月号をお見逃しなく！