東山紀之が語る、「ジャニー氏・メリー氏の優しさ」と「ジャニーズの大きすぎる看板」

2015.1.27

東山紀之が語る、「ジャニー氏・メリー氏の優しさ」と「ジャニーズの大きすぎる看板」

岡田くんの言葉の重みで沈みそうになった……

「SMAPは踊れないじゃない」
「『あなた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するならSMAPを連れていって今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ」

「週刊文春」1月29日号(文芸春秋)に掲載された、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長の独占インタビュー。以前からウワサされていたジャニーズの派閥問題を完全否定した言葉だけにとどまらず、魑魅魍魎の芸能界で50年以上ジャニーズを下支えしてきた“女帝”ならではの厳しい言葉の連続で、取材現場に呼び出されたSMAPチーフマネジャーの飯島三智氏のみならず、ファンをも縮み上がらせたと言えるだろう。

「テキヤが売っている海賊版を取り上げてヤクザと話をつけた」など、まさに女傑といったエピソードも並んだ今回のインタビューだが、同時にメリー氏の細やかな気遣いが垣間見えたインタビューでもあった。

たとえば近藤真彦の35周年イベントに会場入りした理由については「マッチがお世話になった方やマスコミの方をご招待していて、何か失礼があっちゃいけないと思うから」と説明し、飯島氏がマネジメントするSMAPメンバーに対しても「誰とは言いませんけど今でもお家へ遊びに行くし、食事に行ったり、美味しいものがあったら届けていますよ」と愛情をかけていることも明かした。また「いい台本はその国の言葉で読むべきです」「うちの仕事を継ぐなら英語はマスト」と娘であるジュリー景子氏や孫にまで英語やフランス語を習得させるなどエンタテイメント界に生きる人間としての教養を重んじる場面も。こういったメリー氏の見識の広さや仁義・礼儀を欠かさない姿勢が、ジャニーズの基盤を作ってきたのだろう。

それを裏打ちするのが、公私にわたって後輩たちを支えている少年隊・東山紀之の言葉だ。東山はかつて女性誌「Grazia」2012年12月号(講談社、現在は休刊)の連載「エデンのヒガシ」の中で、

「若くても成熟していても、女性は女性。女優さんでもスタッフさんでも、僕はどんな立場の女性にも、必ず女性として接するように心がけている」

と話し、それを教えてくれたのはメリー氏と明かしたうえで、氏を「芸能界における僕らの母」と呼んでいるのだ。そして「食事の作法。仕事のマナー。移動するときには必ず手を取る、椅子を引いてあげるなど女性のエスコートの仕方から、贈り物には何がいいのか、などなど」をすべてメリー氏から叩きこまれたという。スマートで紳士的なふるまいから「ミスターパーフェクト」と呼ばれる東山だが、彼を育て上げた人物こそメリー氏だったのだ。

さらに東山は、同誌12年9月号の「エデンのヒガシ」で、ジャニー喜多川氏がタレントを「YOU」と呼ぶことについても言及。「YOU」という呼び方は、ジャニー氏自身が新春に放送された演出家・蜷川幸雄とのラジオ番組の対談で「(相手にとっては)大変失礼だけど、YOUしか覚えられない 」「『あれは(名前は)なんていうの?』って聞きはしますけども、覚えられないです。それは僕の悪いところ」と漏らしていた。

東山は「どんなに若い子でも、名前を呼び間違えられるととてもショックを受けるものだ。だからジャニーさんは誰に対しても一律『ユー』と呼びかける。あの『ユー』は、彼の優しさと人を尊重する信念の顕れなのだ」と、ジャニー氏の気遣いを汲み取った上でフォローをしている。ちなみに「週刊文春」ではメリー氏も「特に下の子たちは名前を言われても分かんない子がいっぱいいます。だから、私は誰も傷つかないように『うちの子』って言うの。マッチも『うちの子』、下の子も『うちの子』です!」とジャニー氏同様に、タレントを尊重する姿勢を見せている。

東山といえば、近藤同様に長年「将来のジャニーズ事務所の幹部候補」と報じられてきたひとり。SMAP中居正広やTOKIO城島茂・松岡昌宏らと、“派閥”を超え、後輩たちといまなお交流を持っているが、それにはジャニーズゆえの苦悩が背景にあるという。

「後輩たちとの話題は、仕事の話がほとんど。そして僕らは皆でよく褒めあう。馴れ合いじゃない。もうそれぞれ大人だから、自分の弱点や失敗はわかってる。そして、普段、世間から厳しい目にさらされていることも。辛い思いをすることもあるから、せめて仲間で会っているときくらい、お互いへの敬意を込めて僕らは褒めあうのだ」

昨年末に、ジャニーズ所属タレントとして、初の報知映画賞を受賞したV6岡田准一は、「何作主演をやっても認めてもらえていない感じはずっとあった」「自分が出ることで『ジャニタレだから見ない』とか、期待をされない」と語り、東山同様、「ジャニーズ」の大看板が常にプラスになるとは限らない現状を吐露していた。

世間からの期待と厳しい目の両方を背負うジャニーズだからこそ、スタッフもタレントも互いを尊重しながら支え合っている。一連のジャニー氏・メリー氏の報道、そして東山の発言からは、“派閥問題”とはまた異なる、ジャニーズの抱える“宿命”が浮き彫りになったと言えるのでないだろうか。

コメント

  1. 水玉 より 2015年1月28日 5:18 AM

    かっこいい

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  2. とくめい より 2015年1月28日 8:36 AM

    読み応え、ありました。

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  3. いまさら より 2015年1月28日 5:49 PM

    ナッツ姫の株上げようと必死すぎでしょ。
    いまさらおそいわ!
    なにいってもブラック!

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