この瞳孔の開き方を見よ！

5月7日放送の『アウト×デラックス』（フジテレビ系）に出演し、奔放な発言で強烈な爪あとを残したA.B.C-Z塚田僚一。14日放送回では、型破り・常識外れな人々によって構成される「アウト軍団」に仲間入りし、さらなる「アウト」な発言で番組を盛り上げました。

この日、アウトなゲストとして出演したのは、塚田と同グループの戸塚祥太。戸塚といえば、その美しい顔立ちからは想像もできないような奇行伝説の持ち主で、「マクドナルドのポテトと交信していた」「電車の中で突然叫び出す」など目撃情報がファンの間でまことしやかにささやかれていました。この日はそんな戸塚が出演とあって、ファンは戸塚の口から語られる奇行伝説を楽しみにしていたわけですが、番組が終了してみるとTwitter上には「面白くなかった」「本領発揮してない」「エピソードが甘い」「とっつーの奇行はこんなもんじゃないわ！」と残念がるファンが続出してしまいました。

戸塚が最初に語った奇行は、先住民の格好でライブに出演したこと。戸塚は「先住民になりたかった」「僕、20歳ぐらいの時からネイティブアメリカンが好きで、私生活でも意識していたんですね」と明かしてMCのマツコ・デラックスと矢部浩之をポカンとさせます。戸塚はその時の写真を見ながら「ちゃんと祈ってるんですね。母なる大地と空とユニバースとかに」と謎の発言をするも、たくさんの「アウトな人」を見てきたスタジオの反応はイマイチ。

その後も塚田が「急にスキンヘッドにしたりするんですよ！」と戸塚の奇行を明かしますが、写真を見たマツコは「でもアウトな感じはしない。そこが田中聖との差だよね。ヤバイ感じはしないもん」と、戸塚のクリーンな印象を強調。スキンヘッドにした理由も「舞台『PLAYZONE』で踊れない自分がもどかしく、ジャニーズを辞めようと稽古を飛び出して頭を丸めた」という納得できるものだったため、アウト感はありません。その後明かしたエピソードも「右利きに飽きたから、しばらく左利きにしていた」「好きな定食屋へ行くと、半々ぐらいの割合で店が閉まっている」といったかなり些細な内容だったため、「アウト軍団」の南海キャンディーズ・山里亮太は、思わず「オレ言っちゃうけど、さっきからエピソード小粒じゃない？　そこ今までどんな奴が座ってきたか知ってるかい？　骨折自分で治すとかさぁ！　キミなめちゃいかんよ！」と厳しいツッコミ。結局、伝説としてファンに知られるような奇行はなにひとつ聞けないまま、戸塚のシーンは終わってしまったのです。

この展開に「とっつー、自分が奇行だとわかってないから、自分が話すより誰かに話してもらった方がアウト感伝わるのにな～」と構成を嘆くファンもいましたが、一方で今回も脅威の“アウト感”を発揮したのが塚田でした。先週の放送でも「お酒を飲むと性欲が上がっちゃいます」と告白し、「自力でやるでしょ？」との問いに「あ、はい」「でも1日に何回とかそういう感じではないです」と、ジャニーズにあるまじき下ネタを投下していた塚田。今週も利き手の話から「僕は（自力でやるとき）、新鮮味を持たせたいから、（右手と左手）1週間交代」と発言したためスタジオは大爆笑。Twitter上の視聴者も「やっぱり塚ちゃんアウト！」「塚ちゃんの印象強すぎ」と大いに沸きました。

戸塚に関しては、視聴者から「顔が抜群にキレイだな」との声が上がるなど、奇行ネタよりビジュアルの良さにインパクトがあったよう。マツコも「あなたはキレイ系なのよ。だからいいの、こんな汚れ仕事引き受けなくて」と戸塚の容姿を認める発言をしていたため、ファンの中には「影響力あるマツコにあのキレイな顔が見つかった」「顔売り成功」と、今回の出演をプラスと捉える人も見られました。『アウト×デラックス』に2人のメンバーを送り出したA.B.C-Z、今までのジャニーズとは明らかに異なる個性は今後どこへ向かっていくのでしょうか。