近年、ジャニーズ内外の先輩に愛されている、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧。お笑い芸人の千原ジュニアは、ケンドーコバヤシとのトーク番組『にけつッ!!』（読売テレビ・日本テレビ系、10月8日放送）で、最近恋している相手として伊野尾の名を挙げ、「めちゃくちゃかわいいねん、こんなかわいい子おんの？　って」とその魅力に開眼したよう。番組の収録で一緒になったそうだが、あまりのかわいさにずっと見とれていたといい、他の共演者にそれがバレて窘められてしまったのだとか。

　また、岡田准一は自身が所属するV6とHey!Say!JUMPがともにメインパーソナリティを務めた『24時間テレビ』（日本テレビ系）で、｢伊野尾がカワイイ腹が立つ」と愛を爆発させ、タッキー＆翼の滝沢秀明もラジオなどで「いのちゃんに会いたい」と公言し、実際に伊野尾が滝沢の舞台を観劇すると大はしゃぎ。このようにいま多くの先輩に愛される伊野尾は、まさにジャニーズキラーというべき存在なのだ。

　そんな伊野尾が、薮宏太・高木雄也・岡本圭人、中島裕翔とともに、先輩であるKAT-TUNがMCを務める『ザ少年倶楽部プレミアム』（NHK BSプレミアム、21日放送）に登場し、「生涯付き合っていける相手を探す」という「ジャニーズ合コン＝ジャニコン」のコーナーに登場した。

　自己紹介では「誕生日とかに、ちょっと高めのアクセサリーとかネックレスとかをプレゼントしてくれる先輩を（求めています）」と、後輩ならではの下心を隠さずに小悪魔アピールする伊野尾を、KAT-TUN亀梨和也は身を乗り出しながら聞き、「かわいいじゃない。先輩のセンスがほしいんだ」と好印象。

　さらに質問タイムでは、「こういう後輩だけは嫌だ、許せないとかあります？」と臆することなく直球の質問を投げる。すると亀梨は「調子は良すぎるヤツ」、逆に好きな後輩のタイプは「気兼ねなく来てくれる方がいいね。ただ、体育会系のノリがわかるヤツ」と、オンとオフを使い分けられる後輩が信頼できると話す。意外と真面目な返答に、中丸雄一が「やべえ、このコーナー、思いのほかガチだ」と漏らし、薮に「軽い気持ちで聞いたでしょ？」と水を向けられた伊野尾は、「軽い気持ちで聞いて、ちょっとしっくり来ないなと思いました」とケロッと言い放った。すると亀梨は笑いながら手元にあったおしぼりを投げるフリをし、中丸が仲裁に。

　気になる告白タイムは、KAT-TUNがJUMPメンバーに思いを伝えながら手を差し出すという方式。JUMPのほうが1人多いため、誰にも告白されない寂しい人が出てしまうのが前提だ。

　1人目の田口は自然と波長が合った中島を選び、無事にカップルが成立。2人目の亀梨は、「ボクはもう一途だから、会話をしてもブレないですから」と力強く宣言すると、伊野尾も思わずニヤニヤ。というのも、昨年の同番組にJUMPメンバーが登場した際、亀梨は伊野尾を自分の隣に座らせるなど職権を乱用し、「オレ、伊野尾くんの立ち位置とか存在が好きなんだよ」と告白していた。

　今回の告白シーンでは神妙な顔で「ずっとここ何年……気になっては、仕事以外ではなかなか声をかけれず。やっとこういうチャンスが巡ってきたな、と」と一呼吸置いたのち、「え～……2番の岡本圭人くん」とまさかの岡本指名。伊野尾は即「オレじゃねえのかよ！」と猛ツッコミし、スタジオの爆笑をかっさらっていた。スケジュールが見えづらいために、当日後輩を誘うことが多いという亀梨は、休みの日は誰かからの誘いが来ることを信じて待機しているという岡本に心惹かれたようで、「ぜひ一緒に時間を過ごしてください」と言いながら手を差し出す。しかし、英語が堪能な岡本の口から出てきたことは、「Sorry、KAZUYA」。岡本は亀梨のことをカッコイイと思っているとしながらも、「ボク、田口くん派なんですよね」。

　3人目の上田は、周囲のことをやさしく見ているという理由で高木を指名し、こちらはカップル成立。4人目の中丸は、大学の後輩でサッカー好きという共通点がある薮を指名し、こちらもカップルに。というわけで、誰にも告白されない寂しい人は、伊野尾に決定。誰に選ばれたかったかを聞かれると、「僕はほんとにみなさんから選ばれると思っていたのに、こんな状況になって、KAT-TUNなんて大っ嫌いですよ！」「僕はもう嵐さん、V6さんについていきますよ」とふてくされていた。

　モテ期を謳歌している伊野尾にとっては、不満が募った今回のジャニコン。しかし、結局誰に告白されたかったのかを答えないあたり、やはり伊野尾の小悪魔テクニックは健在。今後も多くのジャニーズアイドルが虜になってしまうかも？