「1人やったら耐えれてない」。複雑な家庭で育った関ジャニ∞横山裕、弟の結婚に感無量

2015.12.6

「1人やったら耐えれてない」。複雑な家庭で育った関ジャニ∞横山裕、弟の結婚に感無量

ヨコの活躍を、「ミナコ」も喜んでるよ

 12月1日深夜に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)に、関ジャニ∞横山裕がゲスト出演した。笑福亭鶴瓶が司会を務め、毎週ゲストをスタジオに招いて自由気ままにトークを繰り広げるこの番組。「ヨコ」「べーさん」とお互いを呼び合うほど仲の良い鶴瓶と横山だが、親交を深めるきっかけとなったのはトーク番組の『きらきらアフロTM』(同)。同番組の出演者である松嶋尚美が、2013年7月に産休に入る際、ピンチヒッターとして横山が抜てきされたのだ。約4カ月という短い間ではあったが、2人は関西ノリの明るく軽快なトークを繰り広げ、旧知の仲であったかのように息の合った掛け合いを見せてくれた。

 今回、久々に共演を果たしたわけだが、ノリの良さは今も健在。終始リラックスモードで番組は進行し、話題は横山の家族にまで及んだ。

 それは、VTRで“見た目は怖いが家族思いな男性”が登場した時のこと。スタジオでは鶴瓶が家族に関するエピソードを語り、「そんなん無いの?」と横山に聞く。すると横山は「初めて言いますけど」と前置きし、1週間ほど前に弟から「兄ちゃん、あの~結婚するわ」と突然連絡が来たそう。結婚式は「お金もったいない」という理由で式を挙げないとのことだが、そのことを知った横山は「結婚式はしろよ」「お前はええけど奥さんのためにしてやれ」と、まるで父親のように弟を説得。金銭面から式を挙げることに消極的な様子の弟だが、ここで横山自身がお金を出すのも違うと思い、「がんばれお前、そこは男を見せろ!」と熱く鼓舞したそうだ。鶴瓶にも「お金出したらあかんよ」と釘を刺され、横山は「もちろんもちろん」と返していた。

 そして番組後半には、“宇都宮で働くナイジェリア人兄弟”がVTRで登場。異国の地で働く彼らに、2人は感銘を受けた様子。横山が「兄弟やからやれてるんでしょうね」と言うと、そこから話題はそれぞれの兄弟についてへ。鶴瓶の「兄弟おってよかったな」という一言に横山は、「めっちゃ思いますわ」と強く同感。横山は「オトンとオカンいなくなって、1人やったら耐えれてない」と、弟という存在の大きさを語っていた。

 横山の両親は幼少期に離婚しており、母の再婚によって弟がふたりできる。しかし、義父との関係がうまくいかず、母方の祖父母宅に1人預けられるが、母はその後離婚。母子家庭となり、母は女手ひとつで3人を育てあげた。

 複雑な家庭環境ではあったが、横山の母に対する愛情は非常に深く、母への想いをこめて作詞した「オニギシ」という曲は、ファンの間で名曲として語られている。しかし、横山の母は10年に急死。そのとき横山は全国ソロコンサートの真っ最中であったが、仕事に穴はあけられないと、そのまま公演を続けていた。告別式には関ジャニ∞メンバー全員が参列し、横山の母の死を悼んだ。

 そんな母のためにも、弟には結婚式を挙げてほしいのだと主張する横山。しかし、すでに一度式を挙げないと言われていることもあり、「弟、コソっとオンエア見といてほしいですわ」と笑いを交えながら弱気に訴えていた。

 母、そして弟への深い愛情が垣間見えた今回の放送。兄の思いははたして弟に届くだろうか。

コメント

  1. ウルティア より 2016年8月3日 4:47 PM

    私はものすごく横山裕君のファンです❗

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