「結婚」のハードルが非常に高いといわれているジャニーズの中にあって、ジャニーズ長男坊といわれる近藤真彦が「婦人公論」12月22日・1月4日合併号(中央公論新社)のインタビューで、結婚を後押ししてくれた“2人の大物”について語っている。
近藤は、1994年に一般人女性と結婚。80年代に人気絶頂を迎えた近藤は、90年代はレースの世界に身を置いており、12月16日に放送された『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)では「オレは(ファン離れの)覚悟はできていたから。ダメならしょうがない、って。(略)もうひとつ、レースという世界があったから」と語るなど、結婚によるファン離れにはそれほど不安を感じていなかったよう。
「婦人公論」では結婚を決めたときのことも述懐。代表曲「ギンギラギンにさりげなく」(1981年)の作詞を手掛けてもらってから親交を深めていた作家・伊集院静に相談したそうで、「『そろそろ(結婚を)と思っているんですが……』と水を向けると、即『いいじゃないですか。(結婚)しなさい』と返ってきた。その一押しで『よし、結婚しよう』」と決意。ヤンチャといわれる近藤だが、伊集院には全幅の信頼を寄せていたことがうかがえる。
そのままトントンと結婚話が進むかと思いきや、相手の両親が反対するという思わぬ展開に。そのときも、近藤を支えたのは伊集院の言葉。「近藤くん、叩き続けなければ開かない扉はありませんよ」と励まされたことを胸に、粘り強く説得したようだ。
さらに援護射撃を放ってくれたのが、近藤が「芸能界の母」と慕う黒柳徹子。近藤は今回の「婦人公論」では、「黒柳さんが、あちらのご両親に手紙を書いてくださったことで、進展した」と簡単に説明しているが、この仔細は12年11月発売の週刊誌「女性自身」(光文社)でのインタビューで語られている。
「(妻の両親に)結婚を反対されたとき、黒柳さんが『わかったわ。私はあなたのいいところを、よーく知っているから』と妻の両親に手紙を書いてくれました。“あなたたちの思っているような子ではありません”みたいな内容で。それで向こうの両親に許してもらえた。あの手紙も大切に持っています」
国民的アイドルとして絶大な人気を誇り、華やかなイメージを持っていたことが、相手の家族に不安を与え、結婚の障害となっていたようだ。スター然とした近藤が結婚に対して粘れたのは、伊集院の精神的な支えと、黒柳の手紙という大物2人からの「愛情」のおかげだろう。
伊集院には今年12月に発売したシングル「大人の流儀」で詩を書いてもらい、黒柳が“画面に出られない状況”になった際には近藤が引導を渡す役目を任せられるなど、今なお恩人2人との縁を大事にしている近藤。そういった男気が、ジャニーズの長男坊たるゆえんなのかもしれない。
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名無しだJ より 2015年12月20日 1:19 PM
「印籠を渡す役目」に大笑いしてしまいました。これって「引導を渡す」の打ち間違い?シャレ?それとも???
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