暗いと言われた男も、ハートを作るアイドルになりました！

――ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

■今回の発言者
大野智（嵐）

「“You、暗いね”って」

　嵐・大野智がラブコメディに初挑戦する、ドラマ『世界一難しい恋』（日本テレビ系）が4月にスタートする。この情報は、元日に放送された『嵐にしやがれ　嵐旅館SP』（同）でスタッフの口から明かされ、大野の「それ言っちゃダメなヤツ！」と慌てた姿が印象的だった。それから1カ月が経とうとしている1月30日、『嵐にしやがれ』（同）で、今度はヒロイン役が発表された。

　それは女優の波瑠。今回のロケで初対面を果たすも、互いにマイペースな2人の会話は大きく盛り上がることもなく、大野いわく「カメラが回ったお見合いみたいだよ」。そうはいっても、今後はドラマ撮影が控えており、距離を縮めるために、波瑠の好物であるお好み焼きを協力して作ることに。大野は、おいしいお好み焼きを作るために自然薯（じねんじょ）を自ら山に掘りに行っていた。

　ぎこちないながらも、お好み焼きを作り始める2人。波瑠から「どんな人なんですか？　大野さんは」と問われると、「自分で言うの？　それ」と大野。さらに「どんな人って言われます？」と尋ねられた大野は、「え～っとね、変わった人」と答えた。

「それはわかります」
「なんでわかるんだよ。（波瑠も）言われるでしょ？　変わってるよね？」
「いや、暗いね～と言われることは結構あります」
「オレも言われたことある。“暗いね”って最初に誰に言われたと思う？」
「家族」

　想定外の答えに大野は苦笑いしながら、「それはないなあ。この世界に入って最初に言われた」とヒントを出すと、波瑠は「事務所の社長」と淡々と返答した。「事務所の社長」とはもちろん、ジャニー社長のこと。「『You、暗いね……』って。社長のギャグとかそりゃあ、面白くないときもあるじゃない。そのとき黙っていたら、“ほら暗い！”って。悩んだ時期はあったよ。どうすりゃいいんだろう。社長がダジャレ言うでしょ？　全部笑ってやろうと思って、ハッハッハ～！　って笑ったら、“それウソだよ～！”って（指摘されて）。え～!?　って」と、「暗い」と言われたことを意外に気にしていたよう。

　特大お好み焼きを協力してひっくり返すなど、少しだけ距離が縮まった2人。大野が今回のロケの感想を「（波瑠さんと）空気感が似てるなと思いましたね。現場も、イス並べて座っている待ち時間も、こんな感じなんだろうな」と話したように、“暗い”と言われる者の組み合わせは互いに気を遣わなくていいのかもしれない。

　『世界一難しい恋』では、大野演じる「性格に難あり」な男が、不器用なまでに初恋に挑むという内容だが、社長のギャグをうまくあしらえない不器用すぎる大野なら好演が期待できそうだ。