インタビューで千賀はこのシーンのことを、「“なんで、カメラが回ってんのにトイレ行くの？”って考えたら、答えが導き出せて。“席はずすから、今がチャンスだぞ”ってフリなんですよね」と、一連の流れは中居による“仕掛け”だったと明かす。バラエティに馴染めなかった千賀を「何もできねえなあ」と一蹴したが、最後にはしっかりと後輩に花を持たせた中居。「暴露や悪口言ってるのに、涙が止まらなくなっちゃって」と、千賀は号泣の理由が中居から感じる“愛”だったと語った。

　しかし、そんな“愛のムチ”は、マゾ気質の千賀であっても辛いらしく、「死ぬレベルですけどね。完全にムチの先に針がついてる（笑）」と、冗談まじりにたとえたのだった。

　Kis-My-Ft2としても、舞祭組としても中居との関わりが多い千賀。インタビュー冒頭では、バラエティに積極的ではなかった時期があると明かしていたが、今ではそれを感じさせない。しかし、そこに至るまでには、自身の葛藤と先輩からの“愛のムチ”があったということが、今回のインタビューで明らかになった。この経験を糧にして、今後もバラエティで活躍する千賀が見られることを楽しみにしたい。