また、ジャニーズ事務所がネット活用に積極的でない姿勢がファンに最も影響を与えていた、コンサートや舞台のチケット販売にも変化が。これまで、希望する公演のチケット代を郵便振込みで入金したあと、当選か落選かを判断するには、専用回線に電話をかけるか、チケットが届くか、返金のための振替払戻証書が届くかで確認するしかなかった。しかし、10月24日に当落発表が行われた、関ジャニ∞のドームツアー『関ジャニ’sエイターテインメント』と、Kis-My-Ft2玉森裕太、藤ヶ谷太輔、Sexy Zone佐藤勝利らが出演する舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』は、ジャニーズ公式ホームページ「Johnny’s net」のファンクラブ会員専用ページから、当落確認ができるようになっている。

　サイトのリニューアルやTwitter開設はあくまで所属レーベルで行っていたことだが、ジャニーズ事務所が運営する公式サイト「Johnny’s net」にも変化が起こったことで、事務所がようやく重い腰を上げてネット活用に取り組み始めたことがうかがえる。

　この変化を受け、「サイトがスマホで見られるってことだけで感動してしまう（笑）」「ジャニーズもやっと時代に乗り始めたか！」という喜びの声や、「これをきっかけに、もっとネット展開に力を入れていくべき」「音楽配信とかYouTubeとかにも進出してほしいなあ」と、今後の動きに期待する声も。

　ネットに関してとにかく時代遅れだったジャニーズ事務所が、いよいよ変化を起こし始めている。ある意味“古さ”もジャニーズらしさではあったが、ファン活動が快適になる変化ならば、ぜひ今後も積極的に進めていってほしいものだ。