なにか大きな政治力を感じる……

　2013年12月にCDデビューをはたしたKis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」が、17年1月4日に4枚目のシングル「道しるべ」をリリースすることを発表した。

　SMAP中居正広プロデュースで誕生したこのユニットは、キスマイの“後ろ4人”と呼ばれていた、横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永で構成されている。サラリーマン風の地味スーツで、自虐的な歌を全力で歌い踊るのが“舞祭組スタイル”。アイドルらしからぬ意外性がファンに受け、キスマイのコンサートでも毎回大盛り上がり。

　舞祭組はこれまでに3枚のシングルをリリースしており、15年9月20日に行われたキスマイのコンサート『2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD』東京ドーム公演ではアルバムの発売も告知されていた。しかし、その後リリースについての続報はなく、ファンはモヤモヤしたまま心待ちにする日々が続いていた。

　しかし今年に入り、SMAPの解散騒動が勃発。10月下旬には、ジャニーズ公式サイト「Johnny’s net」に掲載されていた舞祭組のアルバム情報が削除されたことがファンの間で話題となり、「このままアルバムは発売されないのでは」「舞祭組も自然消滅？」といった疑惑がささやかれるようになっていた。

　そんな中での発売発表だったため、「舞祭組ニューシングルおめでとうございます！」「ずっと待ってたからめっちゃうれしい～今から楽しみすぎる！」と、素直に喜びの声を上げるファンが多い。キスマイの所属レコード会社エイベックスが運営する公式サイトのスタッフブログでは、「『道しるべ』は、舞祭組の4人が作詞・作曲を手掛け、大切な人への“愛”や“感謝”を綴った、舞祭組初のバラードとなっています」と新曲について紹介されている。この「大切な人」というのが中居のことではないかと予想するファンは多く、「中居くんも喜んでくれると思う」「舞祭組から中居くんへの思いがたくさん詰まってるんだろうな」との声も。