2016年をもって、グループを解散したSMAP。その影響で、今年からメンバー単位でパーソナリティを務めていたラジオが“SMAP”を使わない番組名に変更された。放送開始当初、メンバーが交代で出演する形式を取り、のちに稲垣吾郎が単独でパーソナリティを務めることとなった『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(文化放送)も、1月5日の放送より『編集長 稲垣吾郎』と名前を変え、再スタートを切っている。
稲垣のラジオは他のメンバーのラジオとは違い、ジングルを含め放送中に使われる音楽がほぼすべてSMAPの楽曲であった。解散を惜しむファンからは、番組名からグループ名を外さねばならない状況で、はたして17年以降も稲垣のラジオでSMAPの楽曲が流れるのか、という心配や不安の声があった。複雑な気持ちで5日の放送を聞いたファンが多かったようだが、放送後には歓喜の声がネット上にあふれることに。
放送開始直後、ジングルがSMAPの楽曲ではないものが使われていることが判明し、その後もコマーシャル前後やトークの裏で流れるBGMがすべて変更、SMAPの楽曲は使われていなかった。しかし番組中盤で、大学のテストを控えているという学生から、12年に発売されたSMAPのシングル「Moment」がリクエストされる場面が。稲垣は「この曲を聞きながら、がんばっていただければ、いい結果になるんじゃないかなと。祈っておりますので、がんばってください」とリスナーにメッセージを送り、リクエスト通り「Moment」を流していた。
これを聞いていたファンは、「吾郎さんのラジオでSMAPの曲が流れた! うれしくて涙が出そうだ~」「『Moment』が本当にうれしかった。いつも通りの楽しい時間をありがとう!」「吾郎さんのラジオでちゃんとSMAP流れてよかった……! 安心した!」と喜んでおり、放送前の不安が吹き飛んだようだ。また今回、リスナーのリクエストで楽曲が決まったことから、「さっそくSMAPの曲をリクエストしなきゃ!」と意気込むファンが続出。今後も稲垣のラジオでは、SMAPの楽曲を聞くことができそうだ。
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