『嘘の戦争』、草なぎの“ギャップ”とSexy Zone菊池の“ヤンチャ”なキャラクターにファン歓喜!

2017.1.20

菊池風磨

風磨のふてぶてしさは天性のものだから!

 草なぎ剛が“詐欺師”を演じるドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)の第2話が、1月17日に放送された。初回視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずの滑り出しで、第2話は12.0%と0.2ポイントの微増。関西地区では、第1話の15.5%に続き、第2話も15%超の15.1%を記録し、2週連続で好調な数字を叩き出している。

 草なぎ演じる一ノ瀬浩一は、幼いころに一家心中に見せかけられた殺人事件で家族を亡くしている。当時、浩一は子どもだったため、自分が目撃した“殺人”という事実を証言しても「嘘つき」だと言われ、誰からも信じてもらえなかった。しかし時を経て、浩一は“詐欺師”となり、家族を殺した犯人への“復讐”を企てる。

 第2話では、浩一の復讐劇が本格的に幕を開け、一家殺人事件の核心へと迫っていった。この事件の黒幕が、ニシナコーポレーションの会長・二科興三(市村正親)であることを突き止めた一ノ瀬は、二科家の長男と長女を巧みにだまし、距離を詰めていく。そして一ノ瀬は興三と接触を図るべく、誕生パーティーに出席。しかしこのパーティーに、興三の命を狙う男が現われる。ナイフを持ったその男から興三をかばうため、自ら刺されに行った浩一は、深い傷を負い病院に運ばれる。しかし浩一のこの行動に疑問を抱いているのが、興三と二科家の次男でニシナコーポレーションの社長・仁科隆(藤木直人)。初対面の興三をかばっただけでなく、長男・長女に近づいている浩一のことを警戒し始める。

 入院している浩一の元に現れた、二科家の顧問弁護士を務めているという男、六反田健次(飯田基祐)は、浩一を刺した男は二科家とはなんの関係もなく、責任能力に欠けるため、「“事故”として済ませたい」と持ちかける。治療費と生活費を渡して病室を去った六反田だが、浩一はこの男に心当たりがあった。浩一が子どもだったころ、六反田は新聞配達をしていた苦学生で、一家殺人事件当時に「浩一の父親が一家心中を図った」と“嘘の証言”をした人物だったのだ。これに気がついた浩一は、六反田に当時「嘘の証言をした」と認めさせるため、ワナを仕掛けて揺さぶりをかけていく……。

 視聴者からは、第1話に続き草なぎの熱演に絶賛の声が寄せられた。「浩一の心の動きが、剛くんの表情だけで手に取るように伝わってくる……!」「つよぽんの演技、こっちまで力が入っちゃうくらいすごい。深みがあるな~」「復讐に燃えているんだけど、哀しい目をしてる剛くんのあの表情。今週も引き込まれました」と、役に入り込む草なぎには、ファンも舌を巻いているよう。また、普段は明るく“天然”なキャラクターの草なぎと、浩一の役柄にギャップを感じるファンは多く、「いつもの“ポワポワ”したつよぽんはどこへ行ったの(笑)」「剛くんすごかった……普段の姿からは考えられないほど、役が憑依するよね。だから引きこまれるんだろうな」との声も。

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