光ちゃんの「頑張れ」にも、「実際そこなんすよね」って返してほしい

　ジャニーズの面々は、ジャニーズJr.時代に先輩グループのバックダンサーの役目や舞台での共演を通して、先輩から学び成長していく。2016年12月～17年1月に上演された舞台『ジャニーズ・オールスターズ・アイランド』（以下、ジャニアイ）でも、Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔・玉森裕太、A.B.C-Z戸塚祥太・塚田僚一らが後輩であるJr.たちとステージを作り上げていた。

　同作では、久々の再会を果たしたメンバーもいたようで、「QLAP！」2017年3月号（音楽と人）では、それぞれのメンバーが同舞台での先輩との交流エピソードを明かした。

　Jr.内のユニット「Mr.KING」のメンバーは、『ジャニアイ』千秋楽で、KinKi Kids堂本光一が座長を務める舞台『Endless SHOCK』の出演者がゲストに登場した時を振り返ってトーク。『～SHOCK』チームのパフォーマンスの最中、高橋海人は「オレ、見てて泣いたもん」と告白し、平野紫耀は「……え、どうした？」、永瀬廉は「泣いてたっけ？」とびっくり。高橋いわく、「千秋楽は、前に『～SHOCK』出てた岸（優太）くんとモロ（諸星翔希）も急きょ『～SHOCK』チームのステージに参加したじゃん？　それをステージの袖から見てて、岸くんが涙をこらえてるのを見たら……」と、Jr.内のユニット「Prince」の岸の意外な表情を目撃してしまったよう。

　岸は、13～15年の『～SHOCK』に出演。「月刊TVnavi」15年10月号（産経新聞出版）では、公演中に光一に言われた「無理して頑張れ」という言葉を「自分の限界の上にあるあと一歩どう踏み出せるかが勝負」と受け止めたことを明かし、その後も度々、憧れの先輩として光一の名を挙げている。