天は塚ちゃんの上に塚ちゃんを造らず、塚ちゃんの下に塚ちゃんを造らず、ってこと！

　ジャニーズ事務所への入所以来、後輩の“お世話係”として成長を見守ってきた滝沢秀明。ラジオ番組『タッキーの滝沢電波城』（ニッポン放送）の2月25日放送回では、後輩であるA.B.C-Zの塚田僚一がゲスト出演した。

　塚田は「金髪筋肉塚ちゃんでーす！　いえーい」とテンション高く登場。塚田は30歳を迎えたが、疲れが溜まらないことを明かし、「もう毎日絶好調です！」とのこと。滝沢は、初めて塚田と出会った時から、“笑顔”がトレードマークという印象を持っていて、小さい頃から「なんで笑顔なの？　塚ちゃん」と何度も聞いてきたそう。「怒ってる時も笑顔だから腹立つんだよね（笑）」とジョークを飛ばしながら、「だから塚ちゃん見ると笑っちゃうんだよ。なんか、笑顔になっちゃう」と続ける。

　しかし、2人がずっと穏やかムードだったかというと、そうではなかった。滝沢が「覚えてるのは、塚ちゃんに本気で怒ったことがあるんですよ」と話を切り出すと、塚田も「覚えてます！　あれはもう忘れられない」と、2人にとってかなり大きな出来事だったよう。

　当時、ふがいない塚田に対し、滝沢が「塚ちゃん、変わんなきゃダメだよ！」と叱ったところ、「ちょっと時間ください。自分自身でちゃんと考えます」と言われ、返事を待っていたそう。すると、翌日に塚田から着信があり、電話越しに「僕、あの後いろいろ考えて変わろうと思います」と言われたとのこと。心配した滝沢が「なにするの？」と尋ねると、「僕、ギターを始めようかな」という珍回答が返ってきたそうだ。滝沢は「いやいやいや、そっちか塚ちゃん！　みたいな」と笑いながら振り返った。

　「滝沢くんとしては、もっと仕事に向き合ったらっていうことですよね？」と、塚田は今となっては叱られた理由を理解している様子だったが、滝沢は「（当時は）なんか違う方向にね（笑）。いや、面白い。塚ちゃんちょっと天然ですよね」と、一連のやりとりを通して、天然な一面も塚田の良さだと気付いたようだった。