さらに、剛は自身が受けてきた音楽の授業を振り返り、「音楽の授業でなにを学んだのかというと、ちょっとハテナなところあるんですよ」と疑問を呈する。

　「例えば昔の童謡の歌を教えるならば、どんな時にできたか、なぜ歌われたかを（教えに）含めないと、あの古懐かしいメロディと歌詞は歌えないっていうか恥ずかしいんですよね。でも歴史を知れば、子どもは歌いやすくなる」といい、音符などの基本的な知識は自分で学べるはずと、音楽の授業の在り方を見直していた。

　そんな剛先生が提案するのは、「1カ月あげるんで曲を作ってきなさい」というもの。「歌詞があっても、歌を入れてもいいし、インスト（インストゥルメンタル）でもいいし、とりあえずなんか作ってこいと。テーマを1個決めてそれを音にする。発表会でみんなで演奏しよう」と剛らしい自由な発想を語っていた。

　素晴らしい音楽の授業を提案した剛だったが、「やっぱちょっと（教科書を）燃やしてみたいよねぇ」と戸塚の案も捨てきれない様子。「はい、なくなりました。これから教科書はすべて自分になりますっていう、なんかそういうのがいいですね。とっちーのこの想像力いいですね」と褒めちぎっていた。戸塚の愛称「とっつー」を「とっちー」という呼び方に変えていた剛だが、もし番組の企画などで音楽教師として剛が教壇に立つ際には、戸塚にサポート役をしてもらうのもアリかも!?