クリエの当券列ってもはやジャニオタの風物詩

　ジャニーズJr.内ユニットが多数出演するコンサート『ジャニーズ銀座2017』が、4月29日～6月4日に東京・シアタークリエにて行われた。公演チケットは全公演即日完売となり、衰えないJr.人気を証明した。

　このコンサートは、ユニットごとに1週間ほどの期間が設けられており、その中で10公演前後を行う予定が組まれている。「HiHi JET」「東京B少年」「Love-tune」など人気ユニットが勢ぞろいする中、5月30日～6月4日のトリを飾ったのが「Snow Man」。彼らはJr.の中でも特にアクロバットを得意とするユニットで、“筋肉”が自慢の岩本照、突き抜けた“オタクキャラクター”が光る佐久間大介、そして“次世代インテリアイドル”として注目を集めている阿部亮平ら、個性豊かなメンバーがそろっていることで人気を集めている。

　『ジャニーズ銀座』では、毎公演10～20枚ほどの当日券が抽選にて販売されているのだが、Snow Manの最終公演が行われた6月4日には、なんと1，454人のファンが当日券を求めて会場に詰め掛けた。この記録は、2012年に同公演が始まって以来、歴代最高の集客人数。さらに、その前日3日には、歴代2位となる1，345人を記録しており、今年でSnow Manが記録を塗り替えることとなった。

　ファンの間では、『ジャニーズ銀座』の“当日券列”に何人のファンが並ぶかが、ユニットの人気を測るひとつの基準に。今年初めて公演を行った「東京B少年」と「HiHi JET」の合同公演では、初日となる4月29日に939人が当日券の抽選に参加。全日程通しても平均約600人のファンが当日券列に並び、先輩ユニットにも負けない集客力を見せていた。さらに、この結果はテレビやネットニュースでも取り上げられ、彼らの人気が広く知られるきっかけにもなっていた。