茂本氏は大阪府にあるテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われているイベント「ユニバーサル・クールジャパン 2017」のメインビジュアルを手がけるなど、多方面で活躍する人気アーティスト。その茂本氏から、戸塚の絵が高く評価されたことにより、ファンから「戸塚くんの絵は悪くないのにな～って思ったから、良いと思ってくれる人がいてとてもうれしい！」「戸塚さん、この方のお褒めにあずかって小躍りしてますよ。きっと」「絵の先生やってた私の母も戸塚くんの絵を褒めてたよ！　自信持ってほしい！」という意見が多数上がり、茂本氏のTwitterにも感謝が寄せられていた。

　今回の水彩画だけでなく、美術的な査定は個人的な好みもあり、素人目にはなかなか甲乙の判断が付けにくい。今回は十分に描けていると見るファンが多かった戸塚の絵が最下位だったため、不満の声が上がってしまったようだ。しかし一方で、「戸塚さん、結構インパクト残したなぁ～いつも以上に発言がおもしろかった！」「最下位でも、A.B.C-Z的には“オイシイ”と思ってしまう（笑）」と、“バラエティ番組”としての成果に喜ぶファンも多い。

　A.B.C-Zは戸塚の水彩画だけでなく、俳句や生け花査定などでも、全員揃って成績が振るわず、最近は“ダメグループ”として、MCのダウンタウン浜田雅功にイジられがち。7月20日の放送では、俳句査定に出演したKAT-TUN中丸雄一が、浜田に「お前これ今日最下位やったら、もうA.B.C-Zに入らなあかん」と言い渡され、出演者のお笑い芸人・パンサー向井慧からは「A.B.C-Zが罰ゲームみたいに言わないでください！」とフォローを入れられていた。この日、A.B.C-Zのメンバーは誰も出演していなかったが、メンバー全員成績が悪いことがネタになり番組内で話題にされるという、オイシイ一幕であった。

　優秀な作品で立派な成績を獲得してほしいのもファン心だが、戸塚をはじめA.B.C-Zが“ダメグループ”として輝く姿も、これはこれで彼ららしさなのかもしれない。